2019年3月6日発売 週刊少年サンデー14号に掲載中の「あおざくら防衛大学校物語」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「プレゼント交換会」
前回は、土方に言われてダンスパーティー後のゆるんだ気持ちを引き締める近藤でした。
一方、近藤に対するモヤモヤした気持ちに気づいた乙女。
さあ、今回はどうなるのでしょうか?
あおざくら防衛大学校物語 前回第124話のネタバレとあらすじ
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あおざくら防衛大学校物語 第125話のネタバレとあらすじ
12月も後半に差しかかり中期も残りわずかとなりました。
寒い中、防衛大学校の男子学生は上半身裸で訓練をしています。
土方に気のゆるみを指摘されたこともあり、一段と気合いを入れて訓練に励む近藤。
寒さで手がかじかみ、息を自分の手にかけて温めようとする近藤を乙女が見ていました。
場面は変わり、防衛大学校で例年行われているクリスマスのプレゼント交換会の話が集まった学生たちに告知されます。
シャッフル方式で皆で持ち寄ったプレゼントを交換するというものですが、予算の目安は500円。
「500円か」とあっさり呟く土方に対して、500円も!?と驚く近藤。
貧乏性でケチな近藤にとっては500円も大金。
(誰に当たるか不明のプレゼントに500円もの金額を使用しろと言うのか!?)
(500円あったらいろんな可能性が広がるというのに―――…)
と鼻血を出して倒れてしまいます。
とはいえ、各自クリスマスイブの24日までにプレゼントを用意しなければなりません。
早速、PX(購買部)で商品を眺める近藤に松平が声をかけます。
PXでは土産物系ばかりでプレゼント向きのものがなくて…とこぼす近藤に松平はアドバイスをくれました。
ベストは外出時に買っておくことだが、ギリギリになってPXで選ぶ学生もいるとのこと!
また、酷いものは不要な私物や使用済みの古着、さらに酷いものになると『後で何かと引き換えます』と書いてごまかす学生もいるとか。
ちなみにまともなプレゼントもあるし、すごく凝った商品もあるそうですがそれはレアとのことです。
そう聞いて、ますます何を選ぼうか悩む近藤なのでした。
そして12月24日クリスマスプレゼント交換会当日。
音楽に合わせてプレゼントを順々に隣の席へ回していき、音楽の止まったところでシャッフルストップとなります。
「開封用ーー意!!」
「開封!!」
というクリスマスとはいえ防衛大らしい掛け声と共に各自プレゼントを開封するのでした。
ほうぼうから歓声があがります。
清川はポストカードのセット、松岡は大量のバナナのプレゼントが当たった様子。
また、リアルな戦車のプラモデルやプロテインなど自衛隊らしいプレゼントをもらっている者もいます。
自衛隊ベアをもらって楽し気な沖田が、近藤に声をかけます。
「近藤くん、なんだった?」
近藤の受け取ったプレゼントは…
『112小隊大久保俊通が一日なんでも言う事を聞く券』でした!!
その券を見たとたん、青ざめる沖田と近藤。
これはヤバい!!と思う近藤の視界に、プレゼントが当たった相手を探してキョロキョロと辺りを見回す大久保の姿が入ります。
とっさに机の下に近藤と沖田二人して隠れるのでした。
一方の乙女はというと、同じ女子学生の中野さんに声をかけられていました。
自分の選んだプレゼントが喜ばれたか気になるね、と中野さんに言われると
「そうだね…まぁ私の場合、交換会のためだけに買ったわけじゃないけど…」
と乙女は答えます。
乙女の選んだプレゼントは手袋だったのですが、なんと!それがシャッフルの結果、兄の坂木の元に届いていました!!
あったかそうだな、と声をかけられた坂木が
「ああ、アタリだ」
と答えているのを乙女は少し遠くから見ています。
乙女は嬉しそうにガッツポーズをして飛び跳ねるのでした。
ちなみに近藤の選んだプレゼントはとても実用的な500円分の図書券。
ですが、近藤のプレゼントを見た学生たちにフツーで面白くないと言われてしまいます。
選んだプレゼントは喜ばれもせず、受け取ったプレゼントも1円にもならないものでがっかりする近藤へ乙女が声をかけました。
「それは災難でしたねぇ…では元を取りたいであろう、ケチな近藤学生にこれを差し上げましょう」
乙女から近藤へのプレゼント、それは坂木が受け取ったものと同じ手袋でした!!
「差し上げます。間違って買ってしまった物なので遠慮なさらず!」
と話す乙女に
「うわー、ありがとう!すっげ――うれしい!!」
と嬉しそうな表情の近藤。
乙女は間違って買ってしまったと言ってましたが、実はそうではなかったのです。
プレゼント交換会の前、セール中のワゴンに置いてある手袋を見て、近藤がかじかむ手を息で温めていたことを思い出した乙女。
中野にそれを交換会のプレゼントにするの?と聞かれます。
値段もちょうど500円でした。
乙女はひとつは交換会用、もうひとつは近藤へと渡すために購入したのでした。
手袋をつけて喜ぶ近藤の姿を見ながら乙女もまた嬉しそうな表情を見せます。
再び、近藤が受け取った大久保の券について話していると後ろから近づく影が…
「見つけましたよ。アナタだったんですねぇ、この大久保を”好きに使える券”を当てた幸運な学生は…」
「さあ、この大久保になんでも命じてください!!」
と近づく大久保から必死に逃げる近藤なのでした。
そして、後日――
「なんでテメェ、同じのしてんだ?」
と同じ手袋の坂木が近藤に聞いたところで、次回へつづく!となります。
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あおざくら防衛大学校物語 第125話の感想と考察
今回は乙女がとても可愛かったですね!
近藤にプレゼントを渡すのにプレゼントとは言わずに「間違って買った」なんて可愛いじゃないですか!
乙女は直接グイグイ行くようなことはせず、陰からそっと手を差しのべるような優しいところがありますね。
(恥ずかしくて言えないというのもあるかもしれませんが)
こうなると本当に常代と乙女どちらと近藤がつきあうのかわからなくなってきました。
次号も楽しみですね!