2019年3月11日発売 週刊少年ジャンプ15号に掲載中の「約束のネバーランド」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「鼎談」
前回は、J・ラートリーとしてノーマンが没落貴族の鬼:ギーラン卿の一族と同盟を結びました。
ノーマンは鬼同士を戦わせて無血で食用児を勝利へ導こうとしているようですが、ギーラン卿も約束を守るつもりはないようです。
さあ、屋敷でノーマンを待つエマはどうするでしょうか?
約束のネバーランド 前回第125話のネタバレとあらすじ
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約束のネバーランド 第126話のネタバレとあらすじ
冒頭、ドミニクが松葉杖を使いながら懸命に歩いています。
順調に回復へ向かうドミニクに対して、クリスはまだ意識がないままでした。
ベッドで眠るクリスを心配そうにエマが見ています。
大丈夫、じき目覚めるとエマに声をかけるレイなのでした。
エマはノーマンと早く話がしたいとレイへこぼします。
シスロやバーバラの話を聞いて、エマはその果てのない憎しみを恐れていました。
敵は皆同じというけれども、ソンジュやムジカのことを思い出しながら全部同じなんておかしい!とエマは言います。
けれどもレイはこれが「戦争」というやつなのだろうと冷静に言うのでした。
そして!ノーマンが会談から帰ってきました。
ノーマンへ会いに駆け出すエマとレイ。
バーバラ、シスロも嬉しそうにノーマンへ駆け寄ります。
ヴィンセントから首尾を聞かれて、無事締結したと答えるノーマンが次の段階へ移ると話したところで、目の前にエマ達が現われます。
「ノーマン、話があるの」
ノーマンはエマとレイと三人だけで部屋へ入って話を聞くことにしました。
まずはレイがズバリとノーマンに話を切り出します。
「『誰一人失わず鬼を滅ぼす』ってどうやる?”内乱”か?」
その言葉にハッとした顔のノーマン、君は話が早くていいとレイに言います。
そしてノーマンは鬼の世界では王家と五摂家が全農園を管理・運営し人肉の供給や鬼達の社会バランスを握り支配しているということや、そんな王家・五摂家に対して不満を持つ鬼達もいることを話します。
そこでギーラン家という700年前に追放刑となり復讐の機会をうかがっていた鬼達を使うことにしたと戦略を語るノーマンでしたが、レイは大丈夫なのかとノーマンに聞くのでした。
「大丈夫。復讐が叶うまでは彼らは手を出してこない」
「その時まで手を出せない”もうひとつの事情”が彼らにはあるからね」
上手くやれば食用児は誰も死なない、自分達で鬼と正面衝突を起こすより何百倍も収益は大きいと話すノーマン。
その話を冷静に分析するレイとエマでしたが、気がかりなのは人を食べられなくなったら鬼は知性も人型も保っていられないというノーマンの考え方でした。
「ノーマン知ってる?そうじゃない鬼もいるんだよ」
エマは鬼の中には人を食べなくても退化しない鬼もいる、その鬼達はおそらく新たに食べた物の影響も受けないと話します。
続けてレイも、そういう種類の鬼達がいてかつ人を食べたい鬼であるならノーマンの作戦は土台からダメになると忠告するのでした。
その話を聞いて片手で顔を覆いながら青ざめるノーマン。
「なぜ…2人がそれを知っているの?その話一体どこで」
「見た?会った?エマ達は彼女に会ったの?」
エマ達からムジカの話を聞いて、まさか信じられないとノーマンは続けます。
「”邪血の少女”の一族はまだ生きていたのか」
とノーマンがムジカらしき少女のことに触れたところで、次号へつづく!となります。
約束のネバーランド 第126話の感想と考察
最後に映し出されたのがムジカの少女時代らしい絵だったのですが、鳥カゴのような中に閉じ込められていて周囲は鬼達の死体で囲まれていました。
”邪血の少女”という名称からすると、ムジカたちは鬼の中でも特殊だったようですね!
(前回、ギーラン家含む鬼達も食用児を食べなくても大丈夫なのかと思っていましたが、今回の話の中でギーラン家は農園などから食用児を奪って食いつないでいたとありました。)
(ムジカ?が)まだ生きていたのか、ということは鬼達にとっては脅威だったのか殺される立場だったのかもしれません。
そして、その話を聞いたときのノーマンの顔が恐かった!
これはあまり知られたくない話だったのかもしれませんね。
またノーマンの言っていたギーラン家の”もうひとつの事情”も何だろうかと気になります!
次回はムジカの秘密、というか真実がわかるようです。
来週も楽しみですね!!