2019年3月14日発売 週刊ヤングジャンプ15号に掲載中の「ゴールデンカムイ」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「登別温泉」
前回は登別温泉で菊田の部下、有古という人物が登場しました。
有古はアイヌの秘湯で不思議な文様の服の男を見たと言いますが、それがどうもトニアンジらしく…
さあ、今週はどうなるでしょうか!?
ゴールデンカムイ 前回第192話のネタバレとあらすじ
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ゴールデンカムイ 第193話のネタバレとあらすじ
冒頭、ニヴフの『ばけもの川』というお話を杉元やアシリパが聞いています。
それはこんなお話です。
むかし男がばけもの川で魚をとって焼いていると、遠くで人の声がして足音が近づいてきました。
男は服を全部脱いで焚き火の墨でお尻に大きな目を描き、化物の来る方へお尻を向けて股の間から見たのです。
化物はその大きな目を見て怖がって近づけなくなり逃げていきました。
こうしてばけもの川に化物はもう来なくなったということです。
この珍妙な話を聞いてこの話に教訓があるとすればなんだろう、と杉元はアシリパに聞きます。
「『悪いことをするやつは…自分を見られるのが恐い』」
とアシリパは答えるのでした。
同じくばけもの川のお話を聞いていた白石ですが、おしっこと言って外へ一旦出て行きます。
帰ってくる白石を驚かそうと、杉元に「お尻出せ」と言うアシリパ。
杉元も素直にそれに従って、尻に墨で目の模様を描かれました。
そして白石が外から帰ってきた気配に合わせて、尻を突き出し股から覗く杉元!
ですが…
戻って来た白石も戸口で同じ格好で杉元の方を覗き込んでいました。
互いに下半身丸出しでお互いを覗き込む二人の姿に微妙な顔をしている鯉登、月島、谷垣の三人なのでした。
場面は変わって、登別温泉では二階堂と菊田が滝の湯に当たっていました。
菊田は二階堂へ脱走囚に彫られている刺青の模様について不意に聞きますが、二階堂に見たこともないと言われてしまいます。
宇佐美たちに遅れをとっていると感じる菊田は、再び鶴見のお伴をするためには何か手土産が必要だと考えます。
そしてその怪しい男について見た者が他にもいないか、有古へ自分の村で聞いてこいと指示するのでした。
一方、トニアンジは仲間たちと有古と菊田のことを話しています。
自分たちの正体に気づく前に消した方がいいという仲間でしたが、次の新月までに待った方がいいとトニアンジは言います。
ですが、自分たちがここにいられなくなれば土方歳三に第七師団の情報を渡せなくなると仲間に言われ、更に有古に見られたことを責められるトニアンジなのでした。
さて、その有古ですがアイヌの自分の村で老女に不思議な文様の服の男のことを聞いています。
そこであれは服の文様ではなく刺青であると老女から知らされるのでした。
一方、アイヌの秘湯へ菊田が出向くとそこで怪しい男を見かけます。
その男とはトニアンジ!
銃を向ける菊田ですが、トニアンジは持っていた灯りを消して銃を構えるのでした。
ですが、その弾を避けた菊田は逆にトニアンジへ発砲し、それはトニアンジの腕をかすめます。
「見えてるのか?暗闇に目が慣れないよう明かりをつけていたのに」
と話すトニアンジと暗闇から現れるトニアンジの仲間たち。
「てめえら全員見えてるぜ」
と両手に銃を構えている菊田の額には外された眼帯がありました。
片目に眼帯をしておいて暗闇に慣れさせていた菊田の作戦がわかったところで、次回へつづく!となります。
ゴールデンカムイ 第193話の感想と考察
前半のほのぼのした箇所と後半の緊迫した箇所のギャップがひどかったですね!!
(褒めてます)
そろそろ終わるかと思われた登別温泉の裸祭りでしたが、今度は杉本&白石のお尻丸出しシーンと引き続き(少しではありましたが)登別温泉の滝の湯に全裸で当たる姿が今週も見られました。
トニアンジにやられるかと思った菊田でしたが、眼帯を使って暗闇に目を慣らさせておくとは菊田もなかなかの策士ですね!!
とはいえ、トニアンジ側は仲間もいますしどうなるでしょうか?
次号も楽しみですね!