2019年3月20日発売 週刊少年サンデー16号に掲載中の「あおざくら防衛大学校物語」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「オンとオフ」
前回は防衛大の中期も終了ということで、坂木から素直に褒めてもらえた近藤が嬉しそうでしたね。
そして中期部屋も終了となり、最後の部屋会はなんと温泉!?
あおざくら防衛大学校物語 前回第126話のネタバレとあらすじ
あおざくら防衛大学校物語 前回第126話のネタバレとあらすじはコチラ!!
あおざくら防衛大学校物語 第127話のネタバレとあらすじ
土方と二人、露天風呂につかる近藤。
「オレ達なんで…ここにいるんだっけ…」
と近藤はつぶやくのでしたが……
それはさかのぼること一か月前のことでした。
芹澤が部屋会の集金をしています。
場所は未定だが、ちょっと遠い所で部屋会をやる予定とのこと。
一学年の近藤と土方は交通費5000円のみでいいと芹澤はいうのですが…
5000円は近藤にとっては大金!
血の涙を流しながら5000円札を渡す近藤に、二学年になったら下級生の分も自分たちが金を出さないといけないのにやっていけるのかと心配されるのでした。
そんなこんなで群馬の温泉地へとやってきたというわけです。
一方、土方は芹澤が持っている大きな荷物が気になっていました。
スノボの板じゃないよな…と聞く土方に嫌な予感しかしないと答える近藤。
部屋に入ると防衛大らしく、部屋長が指揮をとります。
「我々はこの施設にある全ての温泉に入るためのローラー作戦を開始する!」
「総員配置につけ!!浴衣装着後、点呼を行う!」
着こなし不備なし!など聞こえるかけ声を前に全然休みじゃない…と思う近藤なのでした。
ですが、露天風呂に入っていると芹澤が入ってきて二人に言います。
「しっかりと意識しろよ。オンとオフを」
防衛大の学生は任官後、民衆や部下の命を守る責任ある立場となります。
長時間の緊張状態を強いられる事もある、だからこそ緩められる時には徹底的に緩める、と芹澤は言うのでした。
そして近藤、土方とも上級生になったときには、新入生に緊張状態を強いることだけではなく、緩めることも教えてやるんだぞと芹澤は先輩らしく諭します。
それに対して、はいっ!!と返事をする近藤と土方なのでした。
そして…風呂が終わると芹澤はあの謎の大きな荷物から何かを取り出します。
それは等身大の何かのキャラ(薄いので立看?)でした!!
芹澤はそれを廊下に立てると土方と近藤にポーズを指示して、アニメのワンシーンを再現し写真を撮りまくります!
この温泉はそのアニメ『ぎゅんぎゅん旅館、汗水流して自家発電』の舞台となっているいわば聖地らしかったのです。
さっそく芹澤は近藤、土方両名を連れて聖地巡りを始めました。
写真を撮ったりと疲れた芹澤は喫茶店で休もうと言いますが、そこも当然のようにメイド喫茶!
アニメ放映中のため、喫臨時出店の期間限定カフェとのこと。
意識を保とうと必死な土方でしたが、メイドに「ご注文のオムライスに名前を書くニャン」
と言われます。
「では一緒に呪文を唱えながらお願いしますニャン!おいしくニャーれ…土方ぎゅん!」
とのメイドの台詞に精神崩壊しかけた土方の眼鏡にヒビが入りました。
どっと疲れた様子の近藤と土方でしたが、芹澤の言葉にハッさせられます。
「好きなものを好きでいさせ続けてくれるこの日本って国を、これから守りぬく為におれは明日も頑張るんだ」
宿へ帰ると豪華な夕食を楽しみ、UNOなどゲームで盛り上がります。
そして就寝時間…ひとり起き上がる男がいました。
「土方…どこ行くんだ?」
声をかけた近藤に対して、今から自主トレをしてくると土方は答えます。
「オレにオフなんていらない。常に備えていられる人間を目指すだけだ…」
とランニングに駆け出す土方の後ろ姿を見送る近藤なのでした。
そこで、次回へつづく!となります。
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あおざくら防衛大学校物語 第127話の感想と考察
芹澤が連れていったメイド喫茶での土方の様子がともかく笑えました!!
最初「大丈夫だ」と冷静に言っていた土方でしたが、ゆる~いメイドの台詞に耐え切れなかったようです。
そんなおもしろい回でしたが、芹澤のオンとオフの話にはハっとさせられましたね。
自衛隊の仕事だけではなく、仕事のできる人というのはオンとオフの切り替えが上手い人が多い気がします。
おそらく仕事のストレスを上手くオフの方で発散できているからこそ、仕事に戻ったときに集中できるのかなと思いますね。
そして、それを後輩に伝えてやるように話す芹澤も良い先輩だなと思いました。
次号も楽しみですね!!