2019年3月20日発売 週刊ヤングジャンプ16号に掲載中の「ゴールデンカムイ」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「硫黄のにおい」
前回、奥地のアイヌの秘湯を張っていた菊田はトニアンジを見つけます。
明かりを消して菊田を狙うトニアンジでしたが、菊田も眼帯で暗闇に目をならしていました。
さて、今週はどうなるでしょうか!?
ゴールデンカムイ 前回第193話のネタバレとあらすじ
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ゴールデンカムイ 第194話のネタバレとあらすじ
「お前ら引けッ、見えてるぞッ」
と仲間たちに指示するトニアンジ。
だから新月にしろって言ったんだとぶつぶつ呟いています。
谷へ下りろと続けて指示をするトニアンジの声に、逃がすかと菊田はトニたちを追って下りていきました。
そこは登別地獄谷、現在よりも火山ガスの活発なそこは辺り一面けむりで周囲が見えなくなっています。
小石の落ちる音に反応して銃を撃つ菊田でしたが、トニの仲間の一人が鉄鞭のようなものを振って菊田を捕らえます。
そこをトニが銃で打って、菊田の胸に見事命中しました!!
一方、銃声を聞いた有古も地獄谷の方へ向かうようです。
やられたと思った菊田でしたが、捕らえていたトニの仲間を銃で打ち返します。
「ふざけやがって、俺の大事な戦利品を…」
菊田が服の前を開くと、中には銃が何丁も身体についていました。
それは日露戦争時に殺したロシア軍将校から奪った銃で、特にお気に入りのナガンM1895という銃のようです。
その体につけていた銃がトニの銃弾から菊田を守ったのでした。
再度、別の者が菊田を狙って近づいていきます。
ですが、そこへ宇佐美と二階堂が現われました。
他にも菊田の仲間が来ていると知ったトニアンジは形勢不利と悟ると山の方へ逃げていきます。
そこへ有古も到着して、菊田へ自分が見たのは刺青だったことを告げるのでした。
それを聞いてハッとした表情の宇佐美。
トニアンジを追いながら、菊田は宇佐美に話しかけます。
助けに来た頃合いが良すぎる、さては二階堂と共にアイヌの温泉で張り込んでいただろうと菊田は言うのです。
「…いや~、バレました?」
とあっさり白状する宇佐美。
一方、有古はどうして刺青の囚人は危険を犯してまで第七師団ご用達の温泉地に潜伏していたのか…と話すのでした。
トニアンジの足跡は古い坑道へと続いていました。
小さい頃、入ったことがあると有古。
出口は崩れていなければ他にもあると言います。
全員でその坑道へと入っていきますが、真っ暗で何も見えません。
そんな中、歩みを進めるとパキっと足元の氷のようなものが崩れました。
その音を頼りにトニアンジは銃弾を撃ち込んでいきます。
宇佐美は負傷して倒れてしまいました。
(何だ?地面になにかあるぞ)
菊田が足元にあるものを気にします。
それは『氷筍(ひょうじゅん)』といって、地面に逆さに生えるツララのようなものでした。
暗闇の中で辺り一面、その氷筍に囲まれていたのです。
(下手に動けば、こちらの位置がバレる)
と動けない様子の菊田たち。
「形勢逆転だ」
と、どこかで呟くトニアンジの影が映ったところで、次回へつづく!となります。
ゴールデンカムイ 第194話の感想と考察
音を頼りに銃を撃つトニアンジにとっては有利な環境です!
そこを狙ってトニアンジもその坑道に入ったのでしょうね。
最後に映ったトニアンジの影が不気味でした。
ちなみに今週号の表紙は『和風闇鍋ウエスタン』となっていて、ゴールデンカムイじゃない!!!と笑ってしまいました。
あおり文句も『白き死煙が渦巻く荒野。静寂は去り、決闘の血飛沫が舞う地獄谷』
『IN NOBORIBETUS!!』とウエスタン映画風になっています!!
本編はシリアスな展開ですが、どうなるでしょうか!?
次号も楽しみですね!