鬼滅の刃 第151話ネタバレと感想『”透き通る世界”で見えた更なる強さ』

2019年3月25日発売週刊少年ジャンプ2019年17号に連載中の鬼滅の刃

最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!

 

前回、黒い痣を発現した義勇との共闘を続けながら、炭治郎はずっと考えていました。

猗窩座の強さには何か理由があるのではないだろうか。

猗窩座に防御されずに倒す方法は何かないのだろうか、と。

伊之助が過去に言っていた言葉を思い出し、一筋の光明が見えた所で終わっていました。

炭治郎が気付いた事とは一体何なのでしょうか?

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鬼滅の刃 第151話のネタバレとあらすじ

炭治郎は、かつて父と共に在ったことを思い返します。

(父は 植物のような人だった)

(父を思う時 一番に浮かぶのは柔らかな笑顔と 川の細流のように落ち着いた声だ)

 

身体が弱いのに毎年ヒノカミ神楽を舞う父を心配して、言葉を掛けたことがありました。

神楽は、日没から夜明けまで、延々と舞い型を続ける過酷なものです。

「もし父さんが辛かったら 来年から俺が代わるよ」

「ありがとう 炭治郎」

 

しかし、ここ数年は神楽を辛く思ったことがないと父親は言います。

若い頃は無駄な動きが多く辛かったものが、正しい呼吸と動きを身に着け、辛くなくなったと。

そうすると、だんだん頭の中が透明になると父親は炭治郎に伝えました。

「透明…」

 

「その動きに必要なものだけ残して閉じる」

「閉じる?」

耳を澄ます時に目を閉じるように、必要なものだけを選び取るのだと父親は言いました。

「頭の中が透明になると”透き通る世界”が見え始める」

 

「俺もそこに行けるかな?」

父親を尊敬し、そうなりたいと顔を明るくする炭治郎に笑い、父親は炭治郎の頭を撫でました。

 

(父が病死する十日前 クマが人を襲って喰う事件が ひとつ向こうの山で起きた)

(家の周りに篝火を焚き 鈴のついた縄を張り巡らしていた)

 

「炭治郎」

静かに自分を呼ぶ父親の声に、炭治郎は目を開けました。

「ついて来い」

上着を着込み、深夜に外に出る父の後を追います。

 

鈴縄のすぐ向こうに立つ、巨大な熊に炭治郎は立ち竦みました。

病気の父親は、たった斧一本で熊と対峙していました。

父親は静かに熊を見て、こちらに来るならば命を奪うと告げました。

熊は一声唸ると、鈴縄よりこちらに来ようとします。

 

風切り音、そして鈴の音。

それらが鳴り響くよりも先に、大きな熊の首がコトンと落ちました。

「ちゃんと見たか」

静かに告げた父に、炭治郎は震えながらも見たと告げました。

 

(後になって気づいた あれは 見取り稽古をさせてくれたんだ)

(“透き通る世界”が見える 父さんの体捌きから 俺が学べるよう)

 

義勇と打ち合う猗窩座から目を離さず、炭治郎は掴んだ感覚を逃さないよう意識を集中していました。

つい先刻、猗窩座に刀を掴まれた瞬間。

(一瞬だけ感じたんだ 一瞬だけ入れた あの世界)

(“透き通る世界”)

 

猗窩座の不可避の一撃が炭治郎の腹部を襲った時、自分と相手の全ての姿が見えました。

血管、筋肉、それらが脈動している姿でした。

(見えたのか 嗅いだのかは わからない)

(回避 それだけに集中して ほかの感覚は閉じた)

 

本来の炭治郎の能力では、躱せるはずのない一撃でした。

命を奪われるほどの重みをもった拳を躱せたのは、その世界に入れたからこそ。

(未だかつてない程 体が早く動いた)

 

そして、伊之助の言葉が現実味を帯びてきます。

(ごめん伊之助)

(あの時否定してしまったけど多分 お前は正しかった)

 

そして、炭治郎はより深く集中していきます。

(急げ 義勇さんが相手をしてくれているうちに)

(これを使いこなして 猗窩座に勝つ!!)

額の痣が、より濃い色に姿を変えていきます。

 

鬼滅の刃 第151話の感想と考察

今までも度々姿を現していた炭治郎の父親ですが、非常に素敵なお父さんですね……。

優しく、穏やかで、さらに強い。

かつて鬼殺隊だったのではないかという噂も、なんとなく分かります。

さらにヒノカミ神楽の謎が深まりましたね。

 

既に故人であるというのが残念でなりません。

もし生きていてくれたら、炭治郎の家族が鬼に喰われることもなかったのではないでしょうか。

いままで、父親の言葉が何度も炭治郎の窮地を救ってくれています。

今回のことで、炭治郎にはさらにパワーアップしてほしいですね!