2019年3月25日発売 週刊少年ジャンプ17号に掲載中の「Dr.STONE(ドクターストーン)」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「科学王国写真日記」
前回は、アスファルト舗装道路も完成して、次は大型船!!と期待したところで、行きづまってしまいました。
千空は大型船から小型船へと計画変更することを言い出しますが、そこへ龍水が自分で模型を作ると提案し!?
さあ、無事大型船は完成するのでしょうか!?
ドクターストーン 前回第98話のネタバレとあらすじ
ドクターストーン 前回第98話のネタバレとあらすじはコチラ!!
ドクターストーン 第99話のネタバレとあらすじ
「原始時代に地球の裏まで大冒険!!」
「その船の完成までの一部始終を千空が作ってくれたカメラで記者の私が記録します!」
科学王国写真日記!!ということではりきる女記者の姿から始まります。
龍水は自分で申し出た通り精巧な機帆船の模型を完成させていました。
貨物ハッチをマストの下に移したり、さすが帆船王の龍水らしい設計です。
そして、それを一旦分解しパンタグラフ拡大器を使ってパーツごとに拡大コピーするという作業を指示する千空。
スイカが試している拡大器は2倍くらいのものですが、実際に船を作るには48倍の拡大器が必要です。
そして!50キロの重さはあろうかという48倍の拡大器を使ってパーツを写し取っていくのでした。
千空から完成までの手順が説明されます。
模型から拡大器でパーツを取ったあとは、高炉と転炉で鋼鉄を作ります。
旋盤を使って巨大エンジンを作ると同時に船体も組み立てなければなりません。
また、麻布をマストとして用意する必要もありました。
ともかく時間がかかるとのこと。
今の季節は冬で、ウィンタースポーツでもしながらやろうと龍水は言います。
スノボを作って遊ぶ龍水たち。
それからバレンタインの季節には、代用チョコで大量のチョコレートもどきを作って配りました。
バニラエッセンスは月桂樹から、カカオの代用には赤エンドウの粉末、渋みにはナッツでとモノのない時代に知恵と工夫で対応していきます。
そんな日常の様子を女記者は写真に収めていました。
みんなの書き込みも大歓迎と、撮影してできた写真を壁に貼っていきます。
一方、千空は旋盤(ぐるぐる回して削る機械)を作っていました。
しかもその旋盤はひとつではなく、レベル1、レベル2、レベル3と徐々に複雑な工程のできる機械を揃えていきます。
千空は設計、カセキ先生は製鉄、龍水は測定と各自地道な作業をしている中、季節は夏に。他のメンバーたちは虫捕りなどに熱中していました。
シルクで水着なども作ったようで、その様子をやはり写真に撮って残していきます。
そして…
一年か、意外と早かったなとつぶやく千空。
この一年ホワイマンも攻めてこずに、無事に過ごせたようです。
そんな中で寂しそうにつぶやく女記者。
「もう行っちゃうんだよね、行く人は」
そして船とみんなで全員集合の写真を撮ろうと言うのでした。
残る組と船出組、ここでお別れ…この一年がみんなで過ごせる最後の時間だったからせめて写真で――と涙を流しながら話す女記者に千空は言います。
「何ほざいてやがる最後じゃねえよ」
「100%石化の謎突き止めて、100億%地球の裏側から戻ってくんだからな」
そうしてみな笑って写真を撮るのでした。
西暦5741年9月10日、『機帆船ペルセウス』竣工―――
と見た目も美しい大型機帆船が完成したところで、次号に続く!!となります。
ドクターストーン 第99話の感想と考察
龍水の作った模型が精巧すぎて驚きました!!
おおざっぱな感じのする龍水ですが、意外に細かい作業も得意だったりするのでしょうか。
パンタグラフ拡大器というのは昔、見たようなことがある気がします。
コピー機もなくPCの画面上で拡大縮小などもできかった時代は、こういう道具があったようです。
図面も全部手書きですからね!これは大変だと思います。
さて次回は100回目になりますが、ちょうどよい区切りで船で旅立つことになりそうですね。
次号も楽しみです!