【2019年4月3日発売】りぼん5月号に連載中の6月のラブレター
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
6月のラブレター11話は3巻に収録される予定です。
ここから先はネタバレを含みますのでご注意ください。
6月のラブレター 前回第10話のネタバレとあらすじ
6月のラブレター 前回第10話のネタバレとあらすじはコチラ!!
6月のラブレター 5月号第11話 ネタバレとあらすじ
「両想いおめでとー♪」
ももこを祝福する真昼。
どんな告白をしたのか律の反応はどうだったか根掘り葉掘り聞く真昼。
そんな真昼の質問に正直に答えていく。
「夢みたいで信じられない」
そう言うももこに真昼は言う。
「夢じゃないって!ももこが頑張った証拠じゃん。すごいよ本当!」
そんな真昼に、ももこも九條くんとどうだったかを聞く。
自分の手が透けていたことを思い出し浮かない顔をする。
「私は、、、うん。楽しかったよ普通に」
あまり元気のない返事だったがその時ももこの携帯にメッセージが届く。
2人とも律からだと思っていたが九條くんからだった。
「明日から律の世話よろしく。朝は2人でごゆっくり。」
そう気の利かせたメッセージだった。
翌朝、律の家を訪ねるももこ。
九條くんからメッセージが来たことを伝える。
朝に弱い律はまだ寝てたようだ。
「着替えるからまってて」
ももこが待っていると律が合鍵を渡してきた。
「熟睡してるとアラームとか着信とか気付かないから、エントランスに居なかったら直接部屋まで来ちゃって。一人暮らしだから誰も居ないし。」
そう言われて驚くももこ。
「家族以外の私が家の鍵を持っちゃうのは、、」
そう慌てるももこに律は言う。
「家族じゃないけど彼女は特別だよ。」
その言葉に嬉しくなるももこ。
2人は仲良く登校していく。
それを見守る真昼だった。
電車の中で体験入学の話になる。
ももこは受け付けで律は駅の近くで案内する係だった。
「帰る時間はバラバラになっちゃうな」
残念に思うももこだった。
ももこが受け付けをしていると真昼が現れる。
「冷やかしで響についてこー!ももこは律と一緒に帰りな。律なら待っててくれるでしょー」
そう言って居なくなってしまう。
そんな真昼を見て「気のせいかな、、昨日から真昼なんか、、、」
そう考えている時に声を掛けられる。
律だった。
「もう人こなそうだから引き上げてきた。受け付けはどう?」
そう言われて1組だけど残っていることを伝えると「じゃここで待ってるよ。」
そう言ってももこのそばに座り込む律。
あまり近くにいるので緊張しながらも自然と髪を撫でそうになる。
その時律が振り返り我にかえるももこ。
「ごめんね。柔らかそうな髪だったからつい、、」
そう言うと「じゃーなでて」と目を閉じる律。
そんな律に「甘えるタイプなんだ」と顔を赤くして思う。
受け付けに最後のひと組が来る。
律はももこと帰ろうとするが「ちょっとだけ待ってて友達と話したいことがあるから、、、」
その頃、九條くんが体験入学に来た子たちの案内や質問に答えていた。
そこにいる真昼は九條くんをからかっていた。
その時、中学生たちがそれぞれ夢の話をしだす。
お互い頑張ろうなど笑いながら夢を語る女の子達を悲しげに見つめる真昼。
九條くんが気付くと真昼が居なかった。
1人座っている真昼の元に九條くんが探しに来る。
「何してんだよ1人でウロチョロするな」
そう言われて真昼は言い返す。
「そんなの私の勝手じゃん。それより体験入学は、、」
話を遮る九條くん。
「何かあっただろ、昨日の帰りも変だったし、どうした?」
その言葉に驚いてるとさらに九條くんは言う。
「隠すな。言え」
そう言われて悲しい表情をしながら真昼は話す。
「別に、ちょっとびっくりしただけ。」
そして九條くんに手を見せる。
透けている手を見て、驚きを隠せない九條くんに真昼は更に続ける。
「自分がいつかは消えるんだってことは分かってるよ。分かってたけど実際こうなるとちょっとね。」
真昼の言葉を聞いてから九條くんは聞く。
「その手のこと藤田さんには、、、」
そう聞かれ真昼は悲しそうに言う。
「言ってないよ。ももこに何て言えっていうの?せっかく律と両想いになった所なのに、、」
「もうすぐ私は消えちゃうかもなんて、言えるわけないよ」
友達と話しがしたいと律を待たせているももこが、隠れて話を聞いてしまっていた。
6月のラブレター 5月号第11話 感想と考察
今回は複雑な気持ちで読み進めて行かなきゃいけない内容になってました、、、。
律と両想いになれて頑張ったももこを祝福したい気持ちもあるんだけど、、、真昼のことばかり考えてしまう。
正直今までは本当に余計なお世話!でしゃばりすぎ!って言うぐらいうるさい真昼だったから(笑)
今回は出しゃばらず、静かに見守る感じの真昼に切なくなっちゃいました。
消えていくことが分かっててもいざとなると怖くなる、、、
真昼の心は寂しさと大好きなももこや、九條くんと会えなくなる恐怖で押しつぶされそうなんだろうな、、
とか考えると律とももこの事を喜んでばかり居られなくて(汗)
でも1つだけ律が頭なでてーと甘えたシーンにはズギューンとやられましたけどね(笑)
その上合鍵って、、いやいやまだ高校生でしょーなんて軽くツッコミ入れてしまいました。
でもやっぱり九條くんがすごいなーと思った。
ももこよりも異変にいち早く気づいて、真昼の苦しい気持ちを引き出してあげる事が出来るのは、悔しいけどももこよりも九條くんなのかなーと思いました。
自分が消えることをももこになんか言えないよという苦悩、、、
そんな苦しんでる所をももこに聞かれてしまっていた、、とか。
もーどうなるのこれ!?
そこで終わっちゃうの?
と、なんとも言えない気持ちで読み終えました(笑)
いやーこれからどうなるのか予想もつかないのが正直なところ、、
聞かなかったふりをしてももこは過ごすのか?
それとも自分から聞きにいくのか?
または真昼から打ち明けるのか?
もー気になる!
真昼のことに関しては律には見えないから、なんだかはぶんちょされてる感が否めないけど(笑)
真昼のことで悲しむももこを、両思いになったばかりの律は支えていく事が出来るのか!
個人的には全てのことを律が知る日がやってきて欲しいなと思ってます。
その上でももこを支えていって欲しい♪
とにかく、すごーく次が気になる!
好きだ嫌いだ、付き合う別れるの恋愛漫画と違って、この作品は奥が深くてファンタジー要素も満載でのめり込んでしまう作品の1つです!
恋愛だけではなくて友情についても考えたりする事ができるので、個人的には大好きな作品です♪
次回が待ち遠しい!