センゴク権兵衛 125話ネタバレと感想『合戦仕度』

2019年1月7日発売の週刊ヤングマガジン6号に連載中の『センゴク権兵衛』。

最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します。

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センゴク権兵衛 125話のネタバレとあらすじ『合戦仕度』

天正17年(1589年)12月初旬、豊臣秀吉(以下、秀吉)は諸大名に「北条誅伐」の出陣を要請する。

小田原攻めの準備が着々と進行する中、ある時の評定、秀吉は水軍の編成に目を通す。

秀吉「おい! 数字が間違うとるぞ。小一郎の兵が一千五百になっとる。一万五千の間違いじゃろが」

石田三成、浅野長吉、増田長盛、大谷吉継ら奉行衆は目を見合わせ、何も言い返せずにいる。

秀吉ははたと気づき、

秀吉「おお、そうじゃった!小一郎は病がちじゃて……、動員は少数で良いっつったんじゃな。ワシの方から。カッカッカッ」

秀吉の笑い声だけが響く。

 

12月10日、徳川家康(以下、家康)が上洛、秀吉に謁見する。

家康は、北条方の情勢の報告を済ますなり、

家康「然して、話は変わりますが、旭殿はご健勝にございましょうか」

秀吉「なんじゃなんじゃ、其方の妻の件か? 予が母堂の看病にて、ちいと心労があったようじゃが、心配なかろ。じきに駿府に妻をかえしちゃるわいの。あいや、そのころは其方の本拠は小田原になっとろーの! カッカッカッ」

 

12月25日、上杉景勝(以下、景勝)が直江兼続(以下、兼続)を従え上洛、秀吉に謁見。

秀吉は景勝より献上された白鳥を称えるなり、景勝と兼続に語り掛ける。

秀吉「是より攻めるは、因縁の小田原城じゃ。其方の義父・上杉謙信が陥とせんかった城じゃぞよ。わかるかの、軍神が十万の兵で一ヵ月囲んでも無理な城を、ワシがいかに陥とすか」

景勝「蒙昧にて」

秀吉「二十万の兵で一年囲めば良えこっちゃ。『無双の大力』も『猪武者』も無用。二十万の兵が食えるだけの兵糧、その銭勘定をする『奉行衆』こそが時代を担ってゆくのじゃ。『義』すら無用じゃ」

合点がゆかぬ表情を見せる景勝と兼続に、秀吉は移りゆく世の中を皮肉交じりに滔々と語る。

秀吉「ああ、応仁の乱より続きし戦乱の世を締め括るんは誰であろう、それが最も戦国の世を憎しんだ男、この豊臣秀吉じゃ。そうじゃ……、兜の前立てを『憎』の字にでもしようかの? のう、直江殿。カッカッカッ」

 

年が明け、小田原征伐の軍資金の算段も整い、広間に並べられた大判の壮観さに高笑いする秀吉。

そこへ、侍女から旭の長逝の知らせが入る。

狼狽する秀吉に、母の大政所が諭す。

大政所「銭じゃあの、どんならん事もあんがよ……」

秀吉「……なぁしてワシを叱らんがよ。前の夫と別れさせてまで、徳川の質に入れたせいだがて……」

大政所「わやにしちゃならん。アンタがたいそうしてこさえたお家だがね。食うや食わずから、よーけ立派にしたもんだで」

 

家康の元にも旭が卒したことの知らせが届く。

三男の長丸を人質としていることを理由に、豊臣への忠誠は変わらぬことを、家臣らに表明する。

 

時同じくして、北条征伐の戦線への陣借りを決意した仙石権兵衛(以下、権兵衛)は、川長右衛門(以下、長右衛門)にその算段を要請していた。

権兵衛「今回の合戦だけでエエ。郎党の兵糧と武具の算用してくれんか。あと鉄砲を一挺入手したい!」

長右衛門「はぁ、鉄砲!?」

権兵衛「そこは勘じゃ、勘! 鉄砲がいる気がするんじゃ」

長右衛門「その勘のせいでお家潰しちゃったんでしょうが」

 

天下統一目前、上から下までカンジョウ(勘定・感情)が蠢く。

 

センゴク権兵衛 125話の感想と考察『合戦仕度』

後北条氏4代にわたる、関東の戦国史から本編への復帰、そして我らが権兵衛の久々の登場となった今回です。

銭勘定と人の感情とを対比させながら、秀吉・家康・権兵衛を中心に、各々の悲喜こもごもが描かれています。

秀吉は家臣らの前では冷徹さを貫こうとするも、秀長や旭ら家族への情が捨てきれないように見られます。

家康は、この『センゴク』シリーズでは、博打好きとして描かれてきましたが、なおも一点の曇りなく豊臣へ賭ける様がうかがえます。

権兵衛は世の情勢を勘で捉え、行動する、勘と感が同時に働く、つまるところ相変わらずの様子です。

物語が再び進行したと同時に、シリーズを通して描かれてきた各人物像が再認された回でもありました。