1月9日発売 週刊少年マガジン6号に連載中のDAYS
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
桜高と青函との準々決勝は犬童のシュートで逆転勝利をしました。
次の試合ではどのような白熱した勝負になるのでしょうか。
DAYS 第278話のネタバレとあらすじ
平は控室で青函のメンバーに頭を下げました。
平は「キャプテンとしてチームを勝利に導けなかった、不徳の致すところだった」とみんなに謝罪をするのでした。
しかし突然平はお終いといい、「俺は悪くない、負けたのはお前たちのせいだ」と敗因を仲間たちに言い放ちました。
それを聞いたメンバーは空耳かと疑うほど驚いてしまいました。
引退でキャプテンではなくなった平からはチームへの率直な気持ちをぶつけていきました。
平は桜高とのチームの戦力差が劣っていたので、始めから勝てる見込みがなかったと言いました。
その中で2対3という接戦にすることができたのは、作戦が完璧でハマっていたからであったと平の話は止まりませんでした。
平の話は止まらず、青函が点数を取ることができた理由と試合での動きを事細かく分析をしました。
その試合の中でのチームメイトの動きに対し「あれではサッカーは勝てない」という平に仲間は怒りを抑えるのに必死でした。
平はリズムが悪い試合の中に光あったといいました。
それは「平源一郎という男、これが犬童に負けなかったことだ」と平は自分の事を自画自賛しました。
仲間は自分自身を褒める平に対し、信じられないと動揺するばかりでした。
動揺している仲間をよそに、平はチームでは負けてしまったが、個人としては負けていないと言い続けていました。
桜高のキーマンである犬童に仕事をさせなかったことや、ベスト8まで連れてきた自負を話す平にチームのみんなは動揺を越えて、引くほどでした。
平は最後に「繰り返し言おう、敗因はお前たちだ」と仲間に言い捨てました。
同期のチームはしびれを切らし、平を捕まえて控室を出ていきました。
ぞろぞろと外に出ていく中、平は「後輩共あとはお前たちの時代だ、楽しめ」と後輩たちに言葉を残しました。
ある仲間の一人はチームメイトが撮った映像に映る平の姿を見て驚きました。
それは平と犬童との終了間際の1対1のところで、平が笑顔でプレーしている姿を見たからです。
仲間は平がサッカー小僧に戻ったきっかけを作った犬童かおるに対し、不思議な男だと感じたのです。
帰りのバスの中で、青函メンバーは疲れ切って静かに激闘の疲れを癒していました。
平は仲間たちと今後の進路について語り合っていました。
仲間に一人がこれからは何をしても責任がつきまとうと平に話しかけると、「個人の責任は誰の身にもある」と平は返しました。
平は来春鹿島に行くことを思い、また同じライバルたちのことを考えて楽しみが尽きないなと笑みをこぼしました。
場面は変わり、聖蹟高校の監督がチームのみんなに次の試合は一週間後で相手は桜木高校に決まったと伝えたのです。
DAYS 第278話の感想と考察
今回は青函高校のキャプテン平の人間性をたくさん知ることができて、とても面白かったです。
チームメイトだからと遠慮することは一切なく、最初は自画自賛ばかりして、チームプレイには向いていない人物なのかと思いました。
しかし話の内容は緻密で、試合結果を俯瞰的にみて分析できているところがかっこよくすごいと思いました。
最後後輩に対して、サッカーを楽しめという言葉もいろいろな気持ちが込められたものだと思いますので、心に響くものでした。
だからこそ強豪チームでキャプテンが務まるとも思いましたし、その冷静な平をサッカー少年のようにさせた犬童の今後のプレーもとても楽しみです。
次の試合相手は同じ東京の聖蹟高校でありリベンジマッチになるので、かなり白熱する準決勝になるはずです。
もちろん強豪チームであり、犬童率いる桜木高校もかなり苦戦することは間違いないでしょう。
その中で犬童がどのようなプレーをして試合を運んでいくのか次回の279話も非常に楽しみです。