2019年1月17日発売 週刊少年チャンピオン7号に掲載中のBEASTARS(ビースターズ)
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「純度を知るわがままボディ」。
ヤフヤがレゴシに興味を持ったところで前回は終わりました。
今回のお話は、そのレゴシの方へと移ります。
BEASTARS(ビースターズ) 第112話のネタバレとあらすじ
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BEASTARS(ビースターズ) 第113話のネタバレとあらすじ
コーポ伏獣へヒツジのセブンが帰ってくると、警官と管理人さんがなにやら揉めていました。
コナと名乗るマウンテンゴリラの警官は、最近裏社会から出回り始めた『骨肉麻薬』のことをセブンに話します。
骨肉麻薬とは…草食獣の血液や骨の粉末を調合した麻薬で、食肉よりも罪悪感を伴わずに欲を発散できるため、今若い肉食獣の間で密かに流行っているとのこと!
最近はエナジードリンクなどと偽ってその麻薬を混ぜた液体を若者に試飲させたりしているらしいのです。
それを聞いたセブンは…
(なんか…レゴシくん、普通に騙されそうよね)
そう心配しつつ、レゴシの部屋を見上げます。
ちょうどその頃、レゴシは…
「ハァ…肉食獣のエナジードリンク…ですか?」
怪しげなドリンクを、キャンペーン中だからと言われて勧められていました!
断ろうとするレゴシに「アンケートとして味の感想だけでも!!」
と、売人たちはしつこく食い下がります。
飲ませるまでしなくても、骨肉麻薬の混ざったそのドリンクの匂いを嗅いだだけで、普通の肉食獣はおかしくなってしまうそうなのです。
ほくそ笑みながら売人の一匹が、ドリンクの蓋を開けてレゴシに差し出します。
「すぐ気持ち良くなるからね…ハイ どうぞ」
「んっ」
慌てて鼻を押えるレゴシ。
よし…!と見守るエナジードリンクの売人たちでしたが…
「いっ」「ぐしゅん!!」
レゴシは身体を揺らして、くしゃみをしただけでした。
驚く売人たちに、レゴシはエナジードリンクを手にして迫ります。
「これニュースでやってた麻薬ですよね…」
焦る売人をよそに、レゴシは寂しげな表情で呟くのです。
「俺もこれっぽちの麻薬に、目が眩むような肉食獣に戻れればなぁ…なんて」
そんなレゴシには、「ある」声が聴こえてきました。
『そうじゃないだろ レゴシ』と。
どうして麻薬が効かないのかと驚く売人たちへ、レゴシは答えます。
「俺は友達の生きた肉を食べました…だからこんな混ざり物では、とてもとてもこの身体は…生きた草食の肉体にしか反応しないし」
「生きた草食と仲良くしたいとも切に願っている」
そう発言するレゴシの傍に、黒い幻影が近寄ってレゴシに語り掛けます。
『それがお前だろ』
そして、声の主の影はハッキリと姿を現わし(と言ってもレゴシ以外には見えないのですが)レゴシへと寄り添って言うのです。
『正義の食肉を経て、こんな生ぬるい悪を許すのか?』
『ちゃんと怒れよ、レゴシ』
声の主はアカシカのルイでした!
『いい加減、前へ進んだらどうだ』
ルイの幻影に鼓舞され、レゴシは覚悟を決めます。
一方、そんなレゴシの心の中のやりとりに気がつかない売人たち。
包丁のような武器を取り出して、レゴシをやる気満々です。
「いいでしょう、僕も」
「その麻薬の素材に使われた草食獣の分くらいは、暴れさせてもらうので…」
レゴシは上着を脱いで(しかもきちんと畳んで)戦闘態勢に入ります。
場面はまたコーポ伏獣に戻りまして…
コナ以外にもう一匹警官が来ていました。
レゴシがあと30分以内に帰宅しなければ捜索すると話し合っています。
(レゴシ君、無事に帰って来て~!!)
と、心配するセブン。
コーポの住人たちのシーンで次回へつづく、となります。
※次号は作者取材のため休載。
再開は2019年1月31日の9号から、と告知が最後にありました。
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BEASTARS(ビースターズ) 第113話の感想と考察
レゴシの幻想とはいえ、久しぶりにルイを見た気がします!
『正義の食肉を経て…』の台詞のシーンは見開きで描かれていて、寄り添って立つレゴシとルイがとってもかっこよかったです。
戦闘態勢に入ったレゴシですが、コーポでの警官たちの会話が気になりますね。
「30分待って来なければ捜索だ!」
と言っているのですが、30分で片がつくのか、ついたとしても身体が傷だらけで警官に尋問されるのでは…
そう考えると、セブンさんじゃなくても心配になります!
一旦、離れたヤフヤの次の行動も気になりますよね。
この騒動を聞きつけてヤフヤがレゴシに合流する展開もあるのでしょうか!?
次回お休みなのが残念です、つづきが待ち遠しいですね!