1月19日発売 ビッグコミックオリジナル3号に連載中の「刑事ゆがみ」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
今回は「少年の銃」の3話目です。
前回は、人を殺したと思い込んだ萌と、殺人容疑がかかると思った拳児。
拳児は萌を守ると宣言しますが…!
刑事ゆがみ 前回第65話のネタバレとあらすじ
刑事ゆがみ 前回第65話のネタバレとあらすじはコチラ!!
刑事ゆがみ 第66話ネタバレとあらすじ
萌の部屋で。
真犯人を捕まえることで萌の無実を証明するという拳児。
驚く萌に、真犯人の見当はついている…と。
しかし、3Dプリンタで拳銃を作ったことを知った警察が自分を信じるはずがない、と警察に言わずに、萌のボイスレコーダーを借りて一人で真犯人に近付こうとします。
大筒家では、拳児の予想通り、拳児の父が弓神と羽生から聞き込みを受けていました。
白を切ろうとするも、あっさり見抜かれてしまう拳児の父でした。
一方、公園では聞き込みと捜査が進み、エアガンの弾が見つかります。
そして大筒家での聞き込みを終えた弓神と羽生は、拳児が3Dプリンタで銃を作っていたことを知ります。
さらに、朝になっても帰っていないことなどから家庭教師の萌と一緒にいるであろうこと、公園にいたカップルが萌と拳児であることまで見当をつけます。
さて拳児は、真犯人と思える不良グループの一人、佐分(さわけ)をゲームセンターで見つけました。
誘い出して自白させるつもりだ、と萌に電話します。
夜になり、拳児は佐分を公園に呼び出してホームレスを殺したことを自白させようとします。
拳児はあの夜、不良グループがホームレスに向かってエアガンを撃ちまくったことや、反撃されて一旦引いたものの、後で戻ってきて集団でなぶり殺しにしたのを見た、と詰め寄ります。
しかし証拠もないままで、逆に佐分に凄まれる拳児。
そこですかさず3D銃を向けます!
すると、そばに隠れていた萌が出てきてしまいました。
しかも自分が真犯人だと思い込んだまま、この佐分を脅して無理に真犯人にしてはいけないと余計なことまで口にしてしまいます。
そこでタイミング悪く、佐分の仲間の2人が遅れてやってきました。
その2人は、萌と拳児を公園で見つけた時点で人殺しが萌と拳児にバレたのでは、と心配していましたが、それも佐分が余計な口止めをしてしまったことが元になってバレてしまったのです。
拳児は、状況を察して萌に逃げるようささやきます。
ですが不良グループは、もう本当に口止めしなければ自分たちが危ないと気づきました。
そして萌が自分自身を殺人犯だと思い込んでいること、拳児は事情を知っているが証拠がないことも…
ついに、2人を殺して心中に見せかけてやろうとにじり寄ってきます。
「来るな!撃つぞ!」と3D銃を突きつける拳児ですが、それも佐分はオモチャだろうと見抜きます。
しかも、拳児が萌に見栄を張って本物だと思わせたこと、そのために萌が自分が人を殺したと勘違いしていることまで…!
図星をさされた拳児、衝撃を受ける萌!
万事休す!
そこへ警察が大勢で踏み込んできました!
何のことはない、拳児たち5人は全員マークされていたのでした。
萌と拳児に話す弓神。
拳銃の事や、遺体の傷を見れば死因もわかるし、萌が犯人だなどと思っていないと…。
後日、うきよ署で。
弓神によると、被害者のホームレスの面田(おもた)は元おもちゃ屋だったとのこと。
拳児は、萌に3D銃を本物だと思い込ませるために、面田に拳銃で撃たれたときにそれらしい演技をしてほしいと頼んでいたのです。
そんな他愛のないイタズラが成功し、礼を言うために面田のもとに戻った拳児が見たのは、ちょうど佐分らがエアガンを面田に撃っていたところでした。
佐分たちが「ネズミ」と呼んでいたのは、面田のことでした。
ですが拳児は見て見ぬふりをしてその場を離れ、1時間後に戻った時は誰もいなかったのでした。
しかしその時、面田はすでに殺されていたのでした。
拳児が警察に言わずに自分で真犯人を捕まえようとしたのは…
ナサケナイ男だと好きな女に思われたくなかった…何より、面田を見殺しにした償いを、どんなに怖くても自分の力でしたいと思ったからだったのです…。
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刑事ゆがみ 第66話の感想と考察
危ないところで殺されずに済んだ萌と拳児、良かったですね。
日本の警察はドラマのようにアホじゃない、との弓神の一言がまた変に納得でした。
誰にでもあるかもしれませんが、見栄を張ったり、怖さから逃げたり。
それでも頑張った拳児はえらい!
男心ならぬ少年心が切ないです。
萌と拳児の進展ですが、当然家庭教師を辞めることになるでしょうし、連絡が取れたところで、事件を思い出すので会う気にもならないですよね。
このまま離れ離れになって、会うことはなくなるでしょうけど、いつか何年も経ったころ、拳児もすっかり大人になってから再会して。
落ち着いてこの時のことを思い出せるようになったら良いですね。