2019年1月28日発売 週刊少年ジャンプ9号に掲載中の「Dr.STONE(ドクターストーン)」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「パンが無ければ麦から作ればいいじゃない」
前回は狩猟生活の限界を知り、農耕が食糧問題を解決すると悟ったわけですが…
さて、小麦から無事パン作りはできるのでしょうか!?
Dr.STONE 第91話のネタバレとあらすじ
「保存食料の王様、パンを作る!!」
そんな千空の言葉から、今回は始まります。
石化光線の発生源を探ろうという大航海時代の長旅に備えて、保存食が大量に必要でした。
それにはパンが作れなくては、というわけです。
「少しでも日差しよけになったらな~って」
杠(ゆずりは)が麦わら帽子を作って持って来ます。
小麦作りのため畑仕事に張り切るマグマと陽、そして夜になっても作業を続ける大樹。
大樹が嬉しそうだと話す杠にニッキ―が答えます。
「体力無限大で地道王の大樹ちゃんに、農業とかぴったりすぎるもんね~」
そんなときに大樹は話しはじめます。
自分の両親は小さい頃に亡くなった、家族を蘇らせられるなら自分はどんなことでもするがそれは無理な事だと。
(だから皆の家族だけは必ず救う!!)
そう決意した大樹は力強く言います。
「食糧を山ほど作り出して世界中を蘇らせる!この小さな種があればできる!!」
「麦とパンこそが俺たちのスタートなんだ…!!!」
そんな大樹の決意を聞いた杠は思わず涙ぐむのでした。
数日後、大樹の畑には小麦がたくさん生えていました。
「わぁああ増えてるぅぅぅぅ」
「すごいんだよ、種を埋めたところに小麦がみっしり伸びてきてるんだよ――!!」
歓声を受けて嬉しそうな大樹。
一方、陽の畑はというと…麦はまばらにしか生えていません。
どうして大樹の方だけあんなに麦が…と疑問に思う陽たち。
すると大樹は、昔千空に教えてくれた方法を実行したといいます。
それは粉々にした貝殻を畑に撒いておくという方法です。
貝殻の石灰によって水素イオンを飛ばし、土の質を高めるというものでした。
また、千空はアサガオを使ってリトマス試験紙を作るよう指示します。
マグマや陽の畑の土を試験紙につけると赤くなりました。
千空によれば、小麦は土が酸性だと育たないのだそうです。
大樹の畑の土に試験紙をつけると紫色になりましたが、これは貝殻の石灰が土を中和したからだということでした。
そして時間は立ち…
立派に実った麦でパンを焼くことになりましたが、その味は…!?
焼け焦げて真っ黒…炭のようですが、住人たちは「うめぇぇええええ」といって食べています。
一方、ジャリジャリの黒いこげたパンに無理だ…と倒れる龍水と千空。
「このパンじゃ全員くたばる、違うか!?」と龍水。
「あぁ、地球の裏まで大航海時代すんには絶対―――」と千空は答えます。
「プロのシェフを叩き起こす!!」
と千空と龍水二人の言葉がハモったところで次号へつづく、となります。
Dr.STONE 第91話の感想と考察
「パンが無ければ…」というのはかつてマリーアントワネットの有名な台詞なのですが、「麦を作ればいいじゃない」と続くとは…笑いました!
大樹が今回頑張ってましたね。
そういえば、昔、農家の人が畑に撒いていたあの白い粉…あれは石灰だったのだなぁと今回わかりました。
アサガオで作るリトマス試験紙も懐かしく、ためになる漫画ですね!
さておき、小麦からパンを作れるまでになるには大変だと思います。
今は焦げ焦げの炭のようなパンですが…少しずつ進化していくのでしょうか?
そして、第64回小学館漫画賞少年漫画部門の受賞おめでとうございます!
アニメ化も決まって、これからも楽しみなDr.STONE!
来週も楽しみですね!!