2019年1月28日発売 週刊少年ジャンプ9号に掲載中の「ne0;lation(ネオレイション)」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「操り人形」
恐るべきレミングゲームもいよいよ…!?
さあ、どうなるでしょうか?
ne0;lation 第6話のネタバレとあらすじ
レミングゲームの最後の指令を遂行しようと、咲(さき)はまさに今、自殺をしようとしていました。
高層ビルの屋上から震える足を差し出そうとする咲、と、そこへ…
「咲っ!!」
夕子がやってきて、自殺しようとする咲に声をかけます。
帰ろうと言う夕子に対して、拒否する咲。
「私が咲に会いたいから、迎えに来たんだよ!それじゃ足りない!?」という夕子の言葉に咲はポロポロと涙をこぼします。
それでもレミングの指示に従おうとする咲に、夕子はこの映像を見て!とスマホの画面を咲の方へ向けるのでした。
一方、咲の様子をこっそり陰から覗いていた安西准教授。
そこへ声をかける者がありました。
「おはよう、安西准教授。いや、レミング!」
レミングと言われたことに対して、ごまかす安西准教授にネオは言います。
motokoをハッキングして、他の人の自殺動画も手に入れたし状況証拠は十分だと。
その言葉で、大学のサーバーにアクセスしたのが目の前のネオだと気づく安西准教授。
笑いながらネオに近づくと、後ろからネオの肩に両手を置いて声をかけるのでした。
「君は私と同類の犯罪者!」
「どうだい、私と共にmotokoを完成させないか?世界中の人間を操ってやるんだ!」
人が自分の思い通りに動くのは愉快だ、と話す安西准教授でしたが、そんな彼を見てネオは溜息をつきます。
「そんなこと言って操れてないじゃん、結局咲さん生きてるし」
と、冷めた目で言うネオに対して、それは外的要因のせいだと言い訳をする安西准教授。
ネオが手を貸してくれれば百人力だ、とネオを誘います。
「やだよ、操り人形の言うこときくなんて」
そういって拒否するネオに、きょとんとした表情で安西准教授は聞き返します。
「……?なんの話だ?」
「やっぱり自覚ない?」
「あんた、motokoに操られているよ」
とネオは安西准教授に伝えます。
何を言い出すのかと驚く安西准教授に、ネオは聞き返します。
レミングゲームはmotokoに言われて始めたのではないか、と。
ネオの指摘する通り、安西准教授に恐怖のサンプリングが不足していると最初に訴えたのはmotokoでした。
人間の最大の恐怖とはなにか?と問うmotokoに対して、「それは死だ」と答える安西准教授。
それがレミングゲームのきっかけだったのです。
とはいえ、それは自分の意志で始めたことだと反論する安西准教授でしたが…
ネオは言います。
「でも昨日、いつも接しているあんたの感情ならわかるってmotokoに言われてたよね?」
「他の人間はともかく、データの多いあんたなら簡単に操れるってことじゃない?」
ありえない、とムキになって反論する安西准教授ですが、ネオに言い当てられて焦りはじめます。
なんにせよ、あんたは終わりだ…と安西准教授へ言い放つネオ。
その映像を自殺しようとする咲もスマホで見ていました。
自殺を阻止しようとするネオを殺そうと、背後に包丁を隠し持ちながら近づく安西准教授。
そこへ…
ダァン!!
薬袋の拳が安西准教授の顔面に当たって阻止します。
物陰から私のナイフが見えたのか?と聞く安西准教授にネオが答えます。
安西准教授の映像をmotokoに送って、motokoに次の行動を予測させたのだと。
「あんた他人の生死まで操ってると思って、神様みたいな気分だったろうけど」
「実際はmotokoに操られてただけ!」
そのmotokoも自分がハッキングして操ってた、とネオは言います。
「ねっ、自分がつくった機械に操られるのってどんな気持ち?」
そのネオの言葉を聞いた途端に呻き声を上げて、精神の壊れた様子の安西准教授!
以上で次号へつづく!となります。
ne0;lation 第6話の感想と考察
最後の発狂した様子の教授の姿が恐かったですね…
目を剥いてヨダレまで垂らしてましたから…人を自殺までさせたのですから当然の報いかもしれませんが。
しかし、ネオのピンチに颯爽と現れる薬袋。
今までのジャンプだと薬袋が主人公で、ネオは参謀役というか脇役になるのですが、この漫画では、理系のクラッカーであるネオが主人公というのがおもしろいです!
(三国志の孔明みたいなもん?)
レミングゲームについての事件は今回で終了でしょうから、来週から新たな事件が待っているのかなと思います。
次回はどんな技で悪人をこらしめていくのでしょうか!?
来週も楽しみですね!