2019年1月30日発売 週刊少年サンデー9号に掲載中の「初恋ゾンビ」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「去りゆく者」
イヴがおかしくなったように思われた前号でしたが…
さあ、どうなるでしょうか!?
初恋ゾンビ 前回第158話のネタバレとあらすじ
初恋ゾンビ 前回第158話のネタバレとあらすじはコチラ!!
初恋ゾンビ 第159話のネタバレとあらすじ
嘘をついたのかと芽衣に責められ、ワタシも騙された…とイヴにも追いつめられる指宿くん。
「もう…いい…」
そう呟くと車を呼んで乗り込み、指宿くんは去っていってしまいました。
去っていった指宿くんを見て、ク…と意地悪そうに笑う黒いイヴ。
そんなイヴを見てこんな姿にイヴがなったのは、あのときイヴと指宿くんに裏切られたと感じたからなのだろうかとタロウは考えます。
そして…
パァァ…と光が差し込んだかと思うとキラキラとイヴは輝きはじめ、いつもの可愛いイヴの姿に戻るのです。
いったい何がどうなっているのか…と思うタロウに、芽衣は「指宿くんの家に行ってくる」と言います。
「指宿くんは意味なくこんな嘘つく人じゃない!!」
「きっと何か理由があるに決まってる!」
そう主張する芽衣でしたが、タロウはそれは自分が聞くからお前はもう関わらなくていいと芽衣へ言います。
それに対して、芽衣は涙を流しながら反発します。
そもそもタロウにまた初恋ゾンビが見えるようにしてしまったのは自分のせいだと言うのです。
「あの事故が…こんな大変なことになってしまうなんて…」
と、涙をポロポロ流しながら言う芽衣にタロウは慰めの言葉をかけます。
「これはオレがもともと持ってた能力で、いつどういうきっかけで再発してもおかしくなかったんだ。お前のせいじゃない」と。
そんな二人の様子を空からイヴが眺めているのでした。
一方、自宅に帰った指宿くん。
服を脱いで女の子らしい姿のままベッドにうつろな表情で寝ています。
(今まで何してたんだろ…ワタシ…)
(そうだよ、2人で生きていくってあいつは決めたんだ。もうそれでいいんだ…)
とタロウとイヴの姿を思い出しながら考えます。
黒いイヴの言葉も思い出しながら、そういえばなぜ男の姿をしている自分に「ブス」とイヴは言ったのだろう…男にいう悪口ではないのに…と思いを巡らせますが…
「…もう、どうでもいいか」
「もう関わらない。好きに生きればいい」
そう呟いて考えることをやめる指宿くんなのでした。
またタロウはイヴにいろいろと事情を聞くことにします。
イヴは指宿くんにタロウを孤立させてはいけない、今まで通り友達と遊んで普通の生活をさせないとダメだと言われたことを話します。
そして指宿くんはイヴに自分の傍にいて、タロウを自由に遊ばせてあげるように言ったというのです。
すると…イヴの意識はどんどん無くなり、そこへかすかに指宿くんの声が聴こえてきたと話すイヴ。
「やっぱりゆるせない。お前は”タロウを誘惑する悪魔だ”」
そんな風に指宿くんに言われてこのまま眠ろうと思ったイヴでしたが、もうタロウと会えないと思うと辛くて苦しくて、気づいたらあんな姿(黒いイヴ)となっていたと告白します。
イヴの話を聞いたタロウは、イヴを抱きしめて言います。
「お前は何も悪くない。オレとずっと一緒にいていいんだ」
そう言うタロウに涙を流しながら「本当?いいの?」と聞き返すイヴ。
タロウは「当たり前だ」と答え、抱き合う二人なのでした。
翌日、タロウと芽衣のいる朝の教室。
指宿くんはいません。そんなときに教師がやってきて告げるのです。
「指宿凛々澄(いぶすきりりと)が今日をもって退学した」
「すでに海外の親御さんのところへ帰ったそうだ」
それを聞いて驚くタロウの表情で、次回へつづく!となります。
初恋ゾンビ 第159話の感想と考察
えぇ!!?ラストにびっくりしました。
指宿くんはこの物語のキーマンだと思うのですが、海外へといってしまいましたね…
それから、イヴがタロウに抱きしめられているシーンが気になりました。
感動のシーンなのかもしれませんが、イヴの瞳が真っ黒でうつろな表情…
「ワタシこのままいていいんだね…」と言ってましたが、なんだかこれはマズイ!という気がします。
指宿くんが海外にいってしまったとなると、タロウに向き合えるのは芽衣しかいませんが…
いったいどうなるのでしょうか?次号がとても気になりますね!