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ぼくたちは勉強ができない 第97話ネタバレと感想『教職課程への想い』

2019年2月4日発売週刊少年ジャンプ2019年10号に連載中のぼくたちは勉強ができない

最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!

 

前回、何かを隠している様子の成幸を訝しんで武元と古橋は追跡したのでした。

過度なバイトのかけもちを発見し、どうしてそこまで頑張るのか問いただします。

曖昧ににごす成幸でしたが、そこにやってきた友人からVIP推薦を蹴ったことが判明しました。

緒方うどん店に、武元と古橋の驚愕の悲鳴が響き渡りました。

ぼくたちは勉強ができない 前回第96話のネタバレとあらすじ

ぼくたちは勉強ができない 前回第96話のネタバレとあらすじはコチラ!!

 

ぼくたちは勉強ができない 第97話のネタバレとあらすじ

学園長室に、ツカツカと桐須が入室しました。

「異議… 失礼します学園長」

「唯我成幸君の件… どういうことでしょうか?」

困惑した表情の桐須に、学園長も悩んでいるように視線を下げました。

 

昨日のことです。

「唯我君 君は本当によくやってくれた 実のところ ほぼ確定の方向で動いていたのだが」

「…すみません …バカなことをしていると 自分でも思います」

姿勢を正した成幸が、真摯に学園長に向かい合います。

 

「本当に…それでいいのかね?」

「はい」

「わかった では唯我成幸君 君のVIP推薦を取り消そう」

「僕のわがままで ご迷惑おかけしてすみません」

 

その会話を、扉の外から友人が立ち聞きしていたようです。

 

現在、桐須が学園長に詰め寄っていました。

「…何故 そんなに簡単に聞き入れたのですか? 彼は今まで あれ程の努力と成果を…」

「おや桐須先生 君はもともと彼の教育係には反対だったのでは?」

言葉に詰まった桐須ですが、成幸の今までの行動を思い返し、学園長をまっすぐに見つめます。

 

「私の知る限り 彼ほど他人と真摯に向き合い寄り添える人物は稀有です」

「少なくとも そこは評価されるべきかと」

真っ向から対峙する桐須に、学園長は諦めたように微かに笑いました。

 

「聞き入れるしかあるまい」

「そんな彼の… おそらく初めての真剣なわがままなのだから」

 

一方図書室では、武元と緒方、古橋の三人が集まって勉強をしていました。

古橋の隣の席は空いており、本来は成幸の席であるそこを三人とも気にしているようです。

 

うどん屋で問い詰められた成幸は、ようやく内心を吐露しました。

「俺… 教育大学に行こうと思ってる」

「教育について徹底的に一から勉強してみたい」

「でも VIP推薦で提携している大学じゃ難しいみたいでな」

 

武元と古橋は、教職課程の道は無いのかと問いかけました。

「俺…要領悪いからさ」

「やるからには本気で覚悟決めてやらなきゃ 本気のお前らに並び立てない」

「遠くから 憧れてるままじゃ嫌なんだ」

 

いつか、父親に言われた言葉を成幸は思い返します。

(できない奴をわかってやれる男になれ)

「俺は…ある人が そうしてくれたように」

「人に寄り添って教えられるような教育者を目指したい」

 

(それで学費や 受験費用貯めるためにあんなにバイトを…)

図書室で勉強をしながら、古橋が心配気に瞳を伏せました。

 

なかなか成幸が来ないことを緒方が心配しますが、武元と古橋が動揺したように告げます。

「ほ…ほらさーリズりん スイセン蹴ったってコトは…」

「うん… わたし達の教育係ももう… ってことだよね…?」

はっとする緒方は本当に今気付いたばかりのようで、動揺しています。

 

応援してあげようと決めた三人ですが、成幸がいない寂しさは募ります。

古橋は数学の公式を一人で理解することができず、ここにいない空席に声を掛けてしまいました。

武元は寂しさに耐えきれず、涙に濡れていました。

緒方は一人、黙々と問題を解いています。

 

寂しくないのかと聞かれた緒方は、悩んで答えを出しました。

「成幸さんが 誰でもなく自分自身の為に いっぱい悩んで出した答えなのですから やはり嬉しいです」

「一番嫌なのは 成幸さんが幸せになってくれないことですから」

 

感激を受けた古橋が、自身を奮い立たせます。

「成幸くんに負けないように わたし達も頑張ろ!」

「うぃーす」

何事も無かったかのように現れた成幸に、三人は驚きました。

 

成幸の勉強の妨げになるだろうから来なくても大丈夫と告げた三人に、成幸は困ったように笑いました。

実は今回の定期テストでかなりいい点数を取ったようなのです。

教えながら復讐するくらいで丁度いいから、これからもつきあってくれないかと言います。

 

「引き続きよろしくお願いします!!」

「正座!?」

 

ぼくたちは勉強ができない 第97話の感想と考察

成幸の決意が感じ取れる回でしたね…!

人に教えることで、VIP推薦を受ける以上の夢を得られたこと、本当に良かったと思います。

VIP推薦の条件が、三人の学力を引き上げることだったので今後が心配でしたが、杞憂でしたね。

 

バイトを掛け持ちして勉強を教え、課題ノートまで作りながら自分の勉強もする……。

正直ここまで頑張っている高校生は滅多にいないと思います。

ぜひ、いい結果を残してほしいものです。

 

教師視点での戸惑いも論じられていて、学園長の真心が感じられましたね。

今後も暖かく見守ってほしいものです。

もし最初から成幸の教える能力を見積もっていたのだとしたら、ちょっとどころでなくすごい人ですね。