2019年2月4日発売 週刊少年ジャンプ10号に掲載中の「約束のネバーランド」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「よかったね」
前回は、ノーマンの推測した鬼の正体とそこから逃れるには…という話で終わりました。
さて、どうなるでしょうか!?
約束のネバーランド 前回第120話のネタバレとあらすじ
約束のネバーランド 前回第120話のネタバレとあらすじはコチラ!!
約束のネバーランド 第121話のネタバレとあらすじ
鬼を全滅させてこの世界に全食用児たちの楽園を築こう!というノーマンの言葉に子どもたちは歓声を挙げます。
「けど”七つの壁”は?」
「鬼に追われない世界にするために今”七つの壁”を目指してきたんじゃ…」という子どもの声にエマはハっとします。
しかし他の子どもから、それにもリスクや条件があり、戦略的に鬼をなくす方法があるならその方が確実だという意見が出ます。
「よかったね!エマ」
「全食用児が助かるよ」
「食用児なんていない世界をつくれるよ」
そんな声に押されてエマは自分を納得させるのでした。
(そうだ迷うな 私の望む未来)
よかったね、エマ、と声をかけらえると「うん…よかった、よかったよ…!」と答えて子どもたちと抱き合います。
そんなエマの姿をレイが何か考えるような表情で見ているのでした。
ひとまず今日はゆっくり休んで、と館に案内するノーマン。
その道中、ノーマンたちを見て驚く子どもたちが大勢いました。
「ボス~~~!!?」
そんな子どもたちに「あ、大丈夫、楽にして」と声をかけるノーマンです。
皆がノーマンを見てすごく驚いているという声に、ノーマンは普段自分は部屋にこもっているので珍しいのだ、と言います。
到着した館にはフカフカのベッド、お風呂、キッチンや大きなリビングがありました。
「ここと隣の棟の計2棟は今の所、好きに使ってもらって大丈夫だから」
とノーマンに言われて子どもたちは大喜び!
そして自分のことをじっと見つめる視線にノーマンは気づきます。
「どうしたの?」とその小さな子たちに聞くノーマン。
その子たちは言います。
ハヤト達がボスは神様みたいだといっていて、それがノーマンで今はミネルヴァという名でもある、ノーマンのことを何と呼べばいいのかと。
それに対してノーマンは答えます。
「うーん…そうだなぁ。大勢の前では『ボス』の方がいい時もあるかなぁ。ハヤト達にとっては僕はW・ミネルヴァだし」
と言いながら話を続けるノーマン。
「でも僕はノーマンだよ」
「どれだけ立場が変わっても、たとえハウスの屋根より背が伸びても僕は僕」
「みんなが知ってるノーマンだよ」
と答え、おいでとノーマンが言うと小さな子どもたちは嬉しそうに飛びつきます。
そこへアンナを案内しに来たハヤト達が…
「!!???」
ノーマンのその姿にそれぞれ驚くハヤトとアンナ。
アンナは涙を流していました。
ノーマンも含めてみんなで食事を楽しむ子どもたち。
パンやサラダ、肉らしきものも見え十分な食事に子どもたちも嬉しそうです。
「さあ、みんな。遠慮しないで召し上がれ」
そうノーマンは言いますが、遠慮がちに聞くエマ。
「こんなにたくさん食べていいのかな…」
また他の子どもも、ハヤト達全員の分もちゃんとあるの?と心配そうに聞きます。
「大丈夫、ちゃんとあるから。好きなだけおなかいっぱい食べな」
そうノーマンに言われて皆安心して食べ始めるのでした。
久しぶりにノーマンと食事をしながら話しをして、お腹が痛くなるまで笑うエマ。
(その夜は本当に楽しくて、怖いことも辛かったことも全部忘れた)
寝入ってしまったエマ、ノーマン、レイが寄り添う姿で、次号へつづく!となります。
約束のネバーランド 第121話の感想と考察
タイトルの「よかったね」が象徴するように、他の子どもたちの意見で自分を
納得させるエマ。
そして、それを黙ってみつめるレイが印象的な回でした。
全体的にはノーマンとの再会と、鬼を全滅させ新しい世界を作るという前向きな方向にいっているのですが、ところどころ不穏なコマがあって気になります!
何気ない台詞なのですが、ノーマンの「エマの家族、みんないい人達ばかりだ」というのも、ではノーマンの場合は違うのだろうか?(ボスという立場の違いもあるでしょうが)と気になりましたし。
ボスであるノーマンが元のハウスの子どもと接する姿をみて驚く子どもたちも、不安材料に映ってしまいました。
次回から具体的な作戦の話になるのでしょうか。
次号も楽しみですね!!