2月5日発売 ビッグコミックオリジナル4号に連載中の「フルーツ宅配便」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
「フルーツ宅配便」のTVドラマ、好調のようですね。
原作に沿った設定&ストーリーですが、俳優さんたちが演じるドラマでの味が出ています。
フルーツ宅配便 前回第73話のネタバレとあらすじ
フルーツ宅配便 前回第73話のネタバレとあらすじはコチラ!!
フルーツ宅配便 第74話ネタバレとあらすじ
場所は一般企業のオフィス。
OLが、勤めて半年も経たない会社の上司に退職願を出しています。
上司もとくに引き止めもしません。
そんな上司に心の中で、本当に世話にもなってない、「ザ・馬面課長、クソだわ。」と悪態をつくOL。
実はこの女性、この一年で2度めの退職です。
どうしようといいつつコンビニへ食べ物を買いに寄ります。
が、そこでも店員の、なんだかやる気なさそうな態度に、心の中で「ザ・バイト学生、クソだわ。」と文句を言います。
コンビニを出てすれ違う平凡で幸せそうなカップルを見かけると、大したことない、と横目で見ながら「ザ・妥協カップル、クソだわ。」と悪評価。
帰宅し、一人でコンビニ弁当で食事。
テレビでお笑いを見ても、大して面白くもないのに…とまた「ザ・運だけ芸人、クソだわ。」の毒舌。
さらに、食べ終わった弁当にすら、食べ終わると急につまんなくなる、と「ザ・消えもの、クソだわ。」とバッサリです。
やっと床につくと、また下っ端から働くのは嫌だしどうしよう…と考えますが…。
そうして来たのがフルーツ宅配便。
源氏名は「パンレイン」です。。
ですがせっかく即採用となったものの、ついにデリヘル嬢になった…とやや弱気です。
さっそく指名も入っていよいよデリヘルデビューですが、客は優しい金持ちイケメンで、気に入られてプロポーズされたいと希望。
ですが初の岩沢という客はパンレインの願望とはうらはら。
彼のことも「ザ・真逆イケメン、クソだわ。」とガッカリします。
再度、岩沢から指名が入ります。
岩沢は高給取りではなさそうな会社員ですし、会話もはずみません。
さっそく「ザ・むだな会話、クソだわ。」と切るパンレインですが、岩沢からは気に入られ、次はデートコースで指名したいと言われます。
金になる、とパンレインはOKします。
デートコース当日。
岩沢と一緒に現れたのは、岩沢そっくりの幼い娘でした。
デリヘルで子ども同伴…「ザ・バカ親、クソだわ。」と呆れまくるパンレイン。
聞くと岩沢は、娘のミキの母親は出産後すぐ亡くなったそう。
ミキは母親と触れ合ったことがないので、一度親子3人みたいな感じで過ごしてみたかったといいます。
そんな事情に、さすがのパンレインも毒舌が浮かびませんでした。
おとなしいミキの様子を見て「ザ・岩沢似」と心でつぶやくパンレイン。
親子とも喋らない2人に「ザ・時間のムダ遣い、クソだわ。」と呆れるものの、ミキになつかれて、まんざらでもなさそうです。
そんな中、パンレインに新規の指名が入りました。
今度の客は如月という名で、パンレインの願いかなって若きイケメン社長です。
それから如月から何度かの指名も入り、ロングコースで入った時、パンレインはついにプロポーズされます。
もちろん即OK。
その後、昼間にカフェで2人で会います。
イタリア出張に同行といういい話もされるのですが、帰り際、財布を忘れた、と如月。
しかも接待でお金がいるので20万円借りたいといいます。
こちらも即OKしてしまうパンレインですが…
如月とそれ以来連絡が取れなくなってしまいました。
ミスジとサキタに詐欺だと指摘され、ようやく目が覚めたパンレイン。
ついに「ザ・バカ女、クソだわ。」と自分を断罪するのでした。
そこで思い出したのが岩沢でした。
岩沢親子と遊園地のベンチで、何も話さずぼーっと過ごす3人。
でも不思議と落ち着きをおぼえるパンレインでした。
フルーツ宅配便 第74話の感想と考察
今回は「クソ」のオンパレードですごいなと思いましたが、消え物の弁当にまで文句をつけるあたりはいっそウケました。
努力しない人ほど自分を過剰評価するとかいいますが、パンレインはその典型でしたね。
でなければ、あんなにわかりやすい如月の詐欺に、ああもあっさり引っかからないと思うのですが…。
でも幼いミキにほだされたりと、素直なところもありましたね。
この3人は、いつか本当の親子になるんでしょうか?
そこはご想像におまかせ…ですね。