2019年2月7日発売 週刊ヤングジャンプ10号に掲載中の「キングダム」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「右翼の本営」
さあ今回はどうなるでしょうか!?
キングダム 第588話のネタバレとあらすじ
飛信隊の食事風景。
「ほとんどお湯だな…」と兵士が呟きます。
それに対して「黙って食いましょう」と器の中の汁をすする兵士たち。
「はー…いよいよ味がねェ」
「ただのお湯だ…」
といった嘆きの言葉が兵士たちの口から漏れます。
汁の中の馬肉も少ないようで、もっと戦場に馬が落ちてるだろと文句を言う者もいました。
しかし、ある兵士が言うには、趙の兵士が去り際に馬へ妙な粉をかけていって、その馬肉を食べた兵士が死んだりお腹を壊したりしているのでやたらと馬も食べられないということなのです。
「それにしてもこれじゃ明日動けねぇぞ」
と下を向きながら呟く兵士たち。
そこに騎馬隊がやってきました。
「亜光軍大将代理、段茶である!!飛信隊本陣はこっちで合っているか!?」
騎上から大声で段茶が叫ぶと、兵士たちは驚いて黙ってしまいます。
さっさと答えよ、と段茶が言うので、兵士の一人がビクっとしながら答えます。
「はっ、はいっ、合ってます。信の本陣はこの先です」
すると…
「たわけェ!自らの将の居所をやすやすと答えるな、愚か者がァ!!」
と段茶に怒られてしまうのでした。
いったい何事かと兵士たちが噂していると、亜光軍だけではなく玉鳳の将校達も飛信隊へ集まっているといいます。
渕副長は飛信隊の本陣を右翼の本営とし、右翼の中心を飛信隊として明日戦うためだと言うのです。
一方、天幕の中ではやってきた段茶達を信や番陽らが迎えていました。
「不本意だが、お前の熱ある説得に応じたまでだ」
と、段茶は番陽へ言います。
老将の番陽が亜光軍までいって説得したようです。
「番陽は思ったよりキレ者だったのだな」
と亜花錦。
この発想は悪くない、とも亜花錦は言います。
そして…
「今からこの右翼の”大将”はお前だ!!」
と亜花錦に言われて驚く周囲と覚悟を決めた厳しい顔の信。
「いいよな?テン」
と信が聞くとしばらく辺りに沈黙が流れます。
右翼の大将に信がなるということは、河了貂がそのまま右翼の軍師という重責を担うことになると考える天幕の中の者たち。
「……」
黙っていたテンはついに決心したようです。
「やるしかない」
そのテンの言葉に、よし、と応えると信は大声で皆に伝えます。
「明日で趙左翼をぶっ潰す軍議を始めるぞ!!」
場面は変わり、中央軍 王翦軍本陣へと移ります。
様々な報告が王翦へと集まる中、右翼の本営が飛信隊へ移ったことを知ります。
右翼の大将を信に勝手に変えたようだと報告を受けると、王翦は「ほう」と何か考えるように呟くのでした。
そして鄴の城内では、こんな話がされています。
包帯でぐるぐる巻きにされていた怪我人が、包帯を取ってみると元の人物と顔が変わっていたというのです。
そしてその男は顔を見られたからかその場からいなくなってしまったというのですが、このような話は他の小城から来た連中のところにもあるといいます。
「つまり、この鄴の中に思ってた奴と全く違う何者かが何人かわかんねェけど紛れ込んじまってるって話だよ」
そんな夜のシーンで、次回へつづく!となります。
キングダム 第588話の感想と考察
右翼の再編成が始まり、信が右翼の大将になりました。
そして河了貂はより責任のある軍師として、敵に立ち向かう準備をしています。
一方、鄴の城内にも怪我人に扮装した手の者が潜んでいますから…
これからの戦いが楽しみですね!!
軍議も河了貂がなにか激しく話しているような描写(台詞なし)がありましたので…
次号も楽しみです!