2019年2月9日発売 週刊少年ジャンプ11号に掲載中の「約束のネバーランド」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「本心」
前回は、ノーマンの推測した鬼の正体と農園を潰して鬼を全滅させる…という話で終わりました。
さて、今回はどうなるでしょうか!?
約束のネバーランド 前回第121話のネタバレとあらすじ
約束のネバーランド 前回第121話のネタバレとあらすじはコチラ!!
約束のネバーランド 第122話のネタバレとあらすじ
ノーマンと再会し、楽しく屋敷で過ごした次の日の朝。
「ごめん、寝坊した!」
とエマが食堂に走っていくとオリバー以外のほとんどの子どもたちが寝坊したといいます。
(※ちなみにエマは人生初寝坊)
起こしてくれたらよかったのに、とオリバーにいうエマでしたが、
「でも、みんな気持ちよさそうに眠っていたから」
とオリバーは答えます。
時計を見るともう朝の9時。
(確かに…こんなにゆっくり…安心して寝起きできたのは、いつぶりだろう)
そう感じるエマ。
ベッドに入って眠った記憶すらないとエマが呟くと、レイはザックが寝落ちたエマをベッドに運んでくれたと話します。
そして、ノーマンはその時にはもういなかったとも。
ノーマンは既に奥の部屋にいて、ボスとしてヴィンセントから報告を受けていました。
「クリスとドミニク、容態が安定したってね。礼を言うよ」
とノーマンが羽根ペンで何か書きながら言うと…
「つまらん。もういつものボスか」
とヴィンセントは短く言葉を吐きます。
「もういつものボスか。昨日はボスがまるで別人だと皆騒ぎ立てていた」
「私も見たかったね」
とそうヴィンセントは続けるのですが…
「からかうな。無駄口はいい」
と冷たくそれを制するノーマン。そして計画の修正だ、と続けます。
ハヤトからの報告では、農園に侵入しようとしたが警備が強化されていて鬼達にわかってしまった、人間たちの姿を見られてしまいGF(グレイス=フィールド)脱走者の生存が鬼達の間で明らかになったというのです。
「まずいか?」
と聞くヴィンセントに、いや、と即座に答えるノーマンでしたが…
「だが、敵より先に手を打ちたい。計画を早めよう」
と書いた手紙に蝋で封をしてヴィンセントに渡します。
「この手紙を彼らに。急ぎ例の会談の手配を頼みたい」
そうノーマンがいうとヴィンセントもかしこまって答えます。
「イエス、ボス。直ちに」
場面は変わり、エマは洗濯物を外に干すのを手伝っていました。
外を眺めながらレイが呟きます。
「ノーマンの策ってどんなだろうな」
それを聞いて、うーんとエマは考えますが、ノーマンの策なのできっと心配いらないと答えるのでした。
「本当に『よかった』?」
とレイは頬杖をしながらエマに聞きます。
何が?と焦った表情で聞き返すエマに、レイは農園を潰すというノーマンの話のことだと答えます。
「エマ、あれ本当は嫌なんじゃね?」
ズバリとレイに言われて目を見開くエマでしたが、その気持ちを誤魔化しながら否定します。
「でも、それはお前が望む未来じゃないんだろ?」
と冷静にいうレイ。
そして、エマは自分の正直な気持ちをレイに話し始めるのです。
「うん…私おかしいんだ…」
「ノーマンの気持ちも正しさもみんなの喜びも全部わかるの」
「でもね」
「私、鬼を殺したくない」
両手の拳を握って、つらい気持ちをレイに訴えるエマ。
確かに鬼に食べられたくないし、絶対に他の子を食べさせたくもない、出荷も狩りも嫌だけれども『鬼と自分たち何が違うのだろう?』とエマは考えていました。
鬼たちも人間たちと同じように生きるために食べている、敵だからといって根絶やしにしていいのだろうかというのがエマの考えだったのです。
それに鬼のムジカのことも。
「ムジカは友達なんだよ」
「私、ムジカの同族を滅ぼしたくない」
そう思ってしまう自分の気持ちをレイに伝えるエマなのでした。
「それが本心。なんで昨日言わなかった?」
とレイはエマに聞きます。
「言えないよ。私は争わない選択(みち)がいい」
「でも、みんなが望んでいるのは鬼を滅ぼす未来」
と答えるエマ。
それに鬼との”約束”を結び直したとしても、鬼が人を食べ続けないと退化して滅んでしまうなら結局同じことだとエマは続けます。
「他に選択肢(みち)がほしい…でもどこにもないの。どうしようレイ」
「私、どうすればいいかわからない」
苦悩する気持ちを吐き出すエマをレイが見つめたところで、次号へつづく!となります。
約束のネバーランド 第122話の感想と考察
やはりエマはノーマンの案に心から賛成はしていませんでしたね。
前回のタイトル「よかったね」と対になるのが今回の「本心」でしょうか。
レイがそれに気づいていて、エマの気持ちを引き出せたのはよかったなぁと思いました。
しかし、そうなると難しいですね。
ノーマンはこれがベストと思い、すでに計画を進めている様子。
例の会談とはなんでしょう??
そして、この意見の食い違いが今後どうなるのか…
次号も楽しみですね!!