2019年2月9日発売 週刊少年ジャンプ11号に掲載中の「ブラッククローバー」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「二つの紅蓮の拳」
前回は、古代の魔法空間の“影の王宮”にて分断されたアスタたち魔法騎士団が仲間と合流するべく、それぞれが強敵と対峙する・・・という話で終わりました。
さて、どうなるでしょうか!?
ブラッククローバー 前回第191話のネタバレとあらすじ
ブラッククローバー 前回第191話のネタバレとあらすじはコチラ!!
ブラッククローバー 第192話のネタバレとあらすじ
それぞれが強敵と対峙することになった魔法騎士団。
フエゴレオンの前には、新たに紫苑の鯱の団長となったカイゼルの姿が。
「王都では奥方がその身を大層案じられていた・・・!」
「その方は素晴らしい魔法騎士だ・・・。帰りを待っている人がいる・・・!」
「返してもらうぞーーーー!!!」
炎精霊魔法“サラマンダーの吐息”を仕掛けるフエゴレン。
とてつもない威力の魔法ですが、カイゼルの渦魔法の前には届きません。
カイゼルの渦魔法は自身の魔力によって相手の魔法を流し飛ばします。
エルフの凄まじい魔力と相俟って精霊魔法すら凌ぐほどに魔法攻撃が効きません。
凄まじい爆撃音。
マナスキン越しでもかなりのダメージです。
(更に魔力を流される・・・!!マズいな―――・・・)
一方メレオレオナも別の敵と戦っていました。
彼女は敵のとてつもないスピードと反射、パワーの攻撃を楽しんでいます。
「やるな糞餓鬼――――!!!」
(このぐらいの餓鬼とのサシの勝負でこれだけ面白いのはあのときの・・・)
その時メレオレオナはフエゴレオンとの戦いを思い出していました。
カイゼルの理不尽な強さとの戦いで苦戦しているフエゴレオンもまた、姉メレオレオナの事を思い出していました。
幼少の頃から豪快で傍若無人、その強烈な強さに憧れる一方その奔放さにいら立ちを覚えることもありました。
フエゴレオンは本能のまま勝手に強くなる天才タイプの姉に嫉妬していたのでした。
ある日、“紅蓮の獅子王”に入団せず魔導書を授かったら強魔地帯を巡りに行くというメレオレオナ。
「騎士団でまどろっこしい警備やひ弱な犯罪者の相手などしてられるか。くらだん。」
その言葉を聞き、訓練の相手をしてもらいたいと言うフエゴレオン。
王族ヴァーミリオン家の長女と長男の大ゲンカ
それは後に「焔血の火曜日」と呼ばれた。
(あの時の莫迦は滾ったな・・・!!)
「恐らく貴様がこの国最強の人間だな―――!!?」
「オマエを倒せば残りの人間など取るに足りんだろう」
フエゴレオン、メレオレオナ両者に対峙する敵は自分の相手がこの国最強の人間だろうと攻撃を繰り出します。
敵の攻撃を受けながら2人は自分が最強、いや違うとお互いの事を思い出します。
(型破りで自由で何にも縛られない)
(滅茶苦茶だが目に焼け付く強さで皆に畏れられ未踏を行く)
(暑苦しく莫迦真面目で甚だ責任感が強く)
(洗練された模範的な強さで皆に慕われそれを導いていく)
「あの人こそ」
「ヤツこそ」
「最強になるに相応しい!!!!」
サラマンダーを囮に自分自身の魔力を消して渦の感知を潜り抜けカイゼルの懐に飛び込むフエゴレオン。
敵の一撃を無理矢理我慢して、その分の魔力を次の一撃に込めるメレオレオナ。
(そんな姉上の弟として)
(あの莫迦者の姉として)
(私は強くあらねばならん!!!)
フエゴレオンは姉への想いを込めて、メレオレオナも弟への想いを込めて。
二人は反撃を繰り出すのでした!!
ブラッククローバー 第192話の感想と考察
フエゴレオン、メレオレオナ両者の熱いバトルと共にお互いを思い合う姉弟の絆が描かれていた良い回だったと思います。
型破りで自由で天才型の姉と莫迦真面目で責任感の強い弟、正反対のタイプの2人がお互いを認め合う様を回想シーンを交えて分かりやすく表現しており、尚且つ、バトルシーンも熱く描かれていて読んでいてハラハラしました。
次回は誰のどんな戦いが展開されるのでしょうか?
次回が楽しみですね!