2019年2月9日発売 週刊少年ジャンプ11号に掲載中の「食戟のソーマ」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「二人には」
前回は、団体戦になることが発表され、タクミとドン・カーマが対戦することに。
お互いにサポート役を準備することになり、タクミはイサミを、カーマは山ほどのオネエ軍団を用意します。
しかし時間になってもイサミが現れず、ドン達に監禁されていることが分かりました。
そこにソーマが現れ・・・という話で終わりました。
さて、どうなるのでしょうか!?
食戟のソーマ 第298話のネタバレとあらすじ
弟であり相方のイサミを監禁されたタクミの前に現れたのはソーマだった。
「・・・足りてねーらしいじゃないすか。サポートの調理人!そんならその穴俺が埋めますわ」
「さぁ試合始めましょーか」
意気込むタクミとソーマに対し待ったをかけるドン。
「招集するサポートメンバーを事前に申告し!団体にて調理に挑む事!さもなくば失格だとね!!申告したの違う男子がサポートに入るだんて!」
抗議するドンに対してWGOから両名の調理能力を最大限に輝かせる試合を行うことが前提なのでサポート参戦を認める、これ以上の反論があるならイサミが現れない訳を捜査・追及せねばならないと言われ開き直るドン。
仲間のオネエ軍団と共にシェイカーを振り始めるドン。
それと同時に具となる食材やトッピングの調理も進めていく。
「それにしても・・・この試合も難解なお題が出たものだな・・・」
そもそもアミューズとは前菜の前に出される一品。
サッと提供できる品にするのが普通だが多人数でしか作り得ない手間のかかるものを出せとは・・・。
「どうぞ召し上がれ♡」
ドンが作ったのは“ヴェリーヌ”
ヴェリーヌとは小さめのグラスの一種のことだ。
転じてそれに盛られた料理やスイーツもその名で呼ぶ。
特にソースやムースを層状に積み重ねたビジュアルの鮮やかさが特徴だ。
「見て下さい。この層の数!!」
合わせて100層にも届きそうな色が3つのグラスに積み上げられていた。
「あくまでこれはアミューズよ!急いで味わって欲しいのよねっ」
そう言ってグラスごとに完食時間を秒単位で指定するドン。
「う・・・美しい・・・本当に!スプーンですくっても形が崩れず見事な層を保ってる・・・!」
フルーツの雨あられ!魚介と香草のコンチェルト・・・
そして香ばしい子羊肉のムースと根菜類の共演!!
3つ全てに色とりどりの光景が広がっている~~~!!
「そう・・・名付けて“オネエの欲張りヴェリーヌ3種”!!味わった客をみ~んな魅了しちゃうのよ♡」
確かにこの味は・・・まるでひと時のショウ!
色香と筋骨が迫ってくる・・・めくるめくダンスショーだ!!
「しかもあれだけ凄い衝撃を感じたのに飲み込んだ後は嘘のように軽い!なぜこんな事が・・・!?」
秘密はシェイカーの内側だった。
極めて複雑な溝が無数に刻まれており、シェイクする度に溝が繊細な泡を生み出していたのだ。
その泡が舌にもたらすとろみと淡く溶ける口当たり。
それがインパクトと満足感を与え、でも後味はふわりと軽くなっていたのだ。
「泡が決め手の品だからすぐ味わってもらいたかったのよ。泡が消えぬうち・・・このヴェリーヌの一番美味しい瞬間にね♡♡」
ドンのヴェリーヌは審査員達に文句なしの衝撃と満足感を与えた。
一方タクミとソーマは作業スペースの事でケンカをしていて調理すら始めていなかった。
余計なことをしたかと心配する田所に「大丈夫だ、助かったよ」と答えるタクミ。
そしてメッザルーナを持ち出すと一気に二人の空気が変わる。
「ふん・・・キミにこの包丁を扱わせるのは不本意だが、せいぜい足を引っ張ってくれるなよ!」
「あ!コンニャロー。なんて言い草だ。このでっけー包丁ず~~~っと預かってやってたの誰だと思ってたんだ!」
メッザルーナを握り合い、更にいがみ合う二人。
「まーいいや。分かってんな?」
「当然だ・・・オレたちもヴェリーヌで行くとしよう」
まさかと驚くオネエ軍団。
「そちらが披露したアミューズ以上に観客たちを沸かせ!昂らせてみせよう!!」
タクミとソーマ、二人のショウタイムが始まる!!
食戟のソーマ 第298話の感想と考察
監禁されているイサミが心配ですが、無事に試合が始まり良かったです。
WGOいい組織ですね、好感が持てます。
ドンとオネエ軍団のシェイク連携凄いですね!敵ながら見事です。
ヴェリーヌの美しさと美味しさが存分に伝わってきました。
タクミとソーマ、ケンカしてて心配でしたがメッザルーナを出した瞬間に目つきが変わり格好良かったです!
どんなメッザルーナさばきを見せてくれるのか期待が高まります。
次回が楽しみですね!