りぼん1月号ついに最終話!ネタバレ、あらすじと感想をまとめてみました!
たったひとつの君との約束 最終話のネタバレとあらすじ
会う約束をしていたのに、こんな時に持病が悪化するなんて本当についていないと、自分はいつも病気に邪魔されこんなもんなんだと落ち込むみらい、、、。
約束をした日に会えなくて、一年前に一緒に見る約束した花火大会の日にも体調は戻らない。
そんな時に、「なんで来なかったんだ!」とひかりから手紙が届く。
ひかりはきっと怒っていると落ち込むみらい。
そんな中病院の先生に「楽しいことがないと良くならない」と言われてしまう。
悩んでる間に花火大会の日になってしまい、みらいは一人考えていくうちに気付く。
自分の気持ちに正直になれないのは、真っ直ぐにひかりの元へ突っ走って行けないのは病気のせいじゃない。
自分の弱さなんだ、と。
待ち合わせの日に、ひかりはずっと待っていてくれたのか?どんな気持ちで、約束の日に来なかったんだ?という手紙を書いたのか、ひかりはきっと怒ってる、だから、もう花火の約束も無理だと勝手に決めつけていた自分に言い聞かせる。
約束だけが大事なわけじゃない、今一番必要な気持ち、それはひかりに謝りたいんだ!と自分の気持ちを奮い立たせるみらい。
母親には倒れたら大変だから外出しないよう言われているが、勇気を振り絞り初めて自分から行動を起こすみらい、とにかくひかりに会いたい一心で外へ飛び出すのだが、またもや体調が悪くなり道端で座り込んでしまう。
自分で自分を守れもしないのかと悲しくなり、神様に3つのお願いを込めてお守りを作ったあの日、一つも神様は自分の望みを叶えてくれないと悲しくなっている時に、ひかりの声が!
会えた!しかもあの日ひかりに渡したお守りのおかげで、ひかりの記憶も元に戻っていた!思い出してくれた!
花火を見に行きたいみらいと、みらいの体調を心配するひかり。
でも自分の病気にはひかりと過ごすことが一番効果があることを伝えるみらい。
花火を見に行く道のりで出会った頃のことを思い出す二人だった。
あの時みらいは病気と闘って元気なひかりに辛く当たっていた、そんなみらいを「お前は偉いよ」と褒めるひかり。
病気になってよかった、病気になったからひかりに出会えた、病気だけど約束も守れた。
そんな幸せを噛み締めながら花火を一緒に見る約束を果たせた二人でした。
たったひとつの君との約束 最終話の感想と考察
とにかく一緒に花火が見れて良かった!まずはその一言です。
出会いから別れ再会まで色んな試練があって、小学生にはしんどいだろうなと思うような内容でしたが、最終話無事ハッピーエンドで安心しました。
病気と闘うまだまだ幼い少女が、うまくいかないことは全て病気のせいにしてきたけど、最終話で自分の弱さだと気づいた時、なんて偉いんだろうと感動さえしました!
親が心配するから、自分が倒れると仕事を休まないといけない母親に気を遣って好きなように動けなかった、そんなみらいがひかりの元へ向かう姿に涙すら流れました。
自分の気持ちに素直になることは本当に大切で素晴らしいことだと今更ながら実感させられました。
持病があるみらいにはこの先も色んな試練があるかもしれないけど、一歩前に進めたみらいなら乗り越えられると思う!
それに、なんといっても幼いながらも、みらいの病気を理解して、病気と向き合い必死に闘っているみらいのことを、お前は偉いよと褒めれる器の大きさを持ったひかりがそばにいればどんなことでも乗り越えていけると思いました。
病気になると落ち込むけど、だからこそ出会えたんだと前向きに考えられるって本当にすごいことだと思います。
恋愛だけのストーリーではなくて、病気と向き合うこと、人としての成長を見られること、相手を思いやること、親子の関係性も見れるこの作品、本当に読んで良かったです!