2019年2月14日発売 週刊ヤングジャンプ11号に掲載中の「ゴールデンカムイ」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「血痕」
前回は、アシリパさんと杉本が再会しました!
さて、今号はどうなるでしょうか!?
ゴールデンカムイ 第189話のネタバレとあらすじ
時は杉本とアシリパ再会の数分前に遡ります。
「谷垣一等卒!!誰にやられた!?」
雪の中で仰向けになって倒れている谷垣に、鯉登と月島が声を掛けます。
「キロランケだ、あの野郎…ッ」
と鼻血を出しながら悔しそうに吐き捨てる谷垣。
起き上がるなと月島が谷垣を制する一方、鯉登はそこから血痕が続いているのを見つけました。
その血の跡を辿っていく鯉登と月島の二人は、やがて雪の中に谷垣の銃を発見。
何気なく銃を持ち上げる鯉登、すると何か紐が銃に取り付けられているのがわかります。
咄嗟に鯉登をかばう月島でしたが、二人とも爆発に吹き飛ばされるという結果に…
そう、それはキロランケが銃に仕掛けた罠なのでした。
「月島ァ」
鯉登が月島の様子を確認すると、月島は怪我をした様子で手で首の出血を押さえています。
怒る鯉登は立ち上がると、一人で歩き出しました。
「あ…ッ、ひとりで行くな!!」
後ろから声を掛ける月島を無視して雪の中を鯉登は歩いていきます。
やがて…
「血痕が途切れている、足跡もないぞ…海に落ちたか?」
そう言って血痕の途切れた場所にうずくまる鯉登なのでした。
そして、その鯉登を後方の陰からキロランケが銃で狙っていました!
鯉登へ照準を合わせようかというそのとき…
ブゥ~~~~~~ッ
ザパッとアザラシが氷の中から顔を出します。
後ろのアザラシに気を取られて、そちらを振り向くキロランケ。
その姿を鯉登が見つけました。
ドンッ
キロランケの放った銃の弾は空を撃ちます。
間一髪のところで鯉登が刀で銃の向きを変えたからです。
奇声を発しながら刀を振りかぶる鯉登!
その切っ先は銃へ当たり、その威力は銃に切り込みを入れました。
ですが、キロランケも負けていません。
ちょうど刀が銃身に刺さっているのをいいことに、グっと力を入れると拳で鯉登の横っつらを殴ります。
そこを踏みとどまって、お返しの一発をキロランケの顔面に入れる鯉登。
キロランケはキロランケで、鯉登にタックルをかましながら小刀を素早く抜き相手へと!!
必死の形相のキロランケが手に持ったナイフは鯉登の腕を貫いていました。
ですが、それに臆することなく叫ぶ月島。
「おぉおのれ、よくも…私の部下たちをッ」
キロランケの腹に刺さった小刀を抜くと、鯉登はそれをキロランケの首に突き立てて!?
というところで、次回へつづく!となります。
ゴールデンカムイ 第189話の感想と考察
キロランケと鯉登の戦いがすごい迫力でした。
小刀が鯉登の腕に刺さっているところは効果音が『ザグゥゥ』になっているのですが、うわーっって感じで寒気がします。
そんな死闘の中、アザラシのブゥ~~~~が一瞬の癒しかもしれません。
読み返したところ、この音はアザラシの息継ぎの音なんでしょうか?
アザラシの鼻の孔から蒸気のようなものが吹き出ておりました。
キロランケは流石、用意周到に爆発物の罠まで用意してましたね!
「何だ?このヒモは」
で、あ!それ触っちゃアカンやつ!!と誰もが思ったでしょうが、咄嗟にかばえた月島は凄いなと思いました。
そして最後のシーンなのですが、小刀がどういう向きでキロランケに刺さったのか見えないようになっています。
もし、首に真横から刺さっていれば、かなりの重症になるはず…なのですが…
うーん、どうでしょう…かすめているだけかもしれないですし、そこは次号へ持ち越しですかね。
…といいつつ、杉本とアシリパさんも気になるので早くそちらも読みたいです!
次号も楽しみですね!