2019年2月18日発売 週刊少年ジャンプ12号に掲載中の「約束のネバーランド」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「大事な選択」
前回は、ノーマンの鬼を全滅させるという話に対してエマの本心が語られました。
さて、今回はどうなるでしょうか!?
約束のネバーランド 前回第122話のネタバレとあらすじ
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約束のネバーランド 第123話のネタバレとあらすじ
エマとレイ、二人のシーンから始まります。
鬼を殺したくない、でも全食用児(なかま)は絶対食べられたくない…どうしていいかわからないと話すエマ。
それに対してレイはあっさり言います。
「俺にもわからん」
といいつつ冷静に分析するレイ。
”七つの壁”路線も詰んでいるし、かといってこのまま人間の世界へ逃げてもやはり追われるか戦争になるリスクが大きいと。
鬼にとって人間が絶対不可欠な食料である今、全食用児を救いたいならノーマンの方法しかないとレイは言うのです。
「うん、とりまどうしようもないんじゃね?」
とエマの肩をポンと叩きながら、軽い調子で言うレイにエマは驚きます。
ですが、レイも簡単に考えていたわけではありませんでした。
エマが埋めた本音はすぐに出てきた、埋めるなら何があろうと墓場まで隠し通せとレイは言います。
諦めきれない想いは、この先我慢しきれずに何倍も膨れ上がって爆発する、とレイは指摘するのでした。
「納得してねぇなら、とことん向き合った方がいい」
そう話すレイに対して、エマは改めて言います。
「絶滅は嫌。争わない選択肢(みち)を探したい」
けれどもその方法がわからないと迷うエマに対して、レイは言います。
「じゃ、まずそれ込みでノーマンに話しに行こう」
というレイの言葉に再び驚くエマ。
「えっ、ノーマンに!?私こんな迷ったままで!?」
と聞くエマにレイは迷ってるからこそだと答えます。
「信頼し合える仲間なら尚更、肚割って話さねぇと」
「あいつは昔から俺達の”特別”だろう?」
そう話すレイに「うん!」と力強く答えるエマなのでした。
また、今自分たちが話しても意見は平行線だが、ノーマンに話してこそ見えるものはきっとあると話すレイ。
例えば、具体的作戦。
作戦次第では戦争になる可能性もゼロではないので、それも確認しておくべきとレイは考えます。
また、ソンジュとムジカのように人間を食べていないのに人型を保て知能も高い鬼の存在もあります。
鬼の特徴に”食べたものの形質を受け継ぐ”という説明がノーマンからありましたが、ソンジュとムジカは鳥や魚を食べても姿・形に何も変化はありませんでした。
ソンジュとムジカが例外なのか、それとも二人が嘘をついているのか…と考え込むレイ。
そしてもしムジカたちのような例外の鬼が沢山いたとして、それらが人間を食べたい鬼だったとすると…
「農園を潰してもそいつらは退化しない。人間の脅威(てき)のままだ」
とレイは話します。
(ノーマンの作戦が土台から崩れてしまう…)
とその危険性に気づくエマ。
そして、エマとレイの二人はノーマンの部屋を訪ねます。
すると…
中にいたのはヴィンセント、それから肉を食べている髪の長い女の子と屈強な感じの青年の三人でした。
自己紹介するレイとエマ。
すると青年にボス(ノーマン)は緊急の用で外出中だと言われます。
出直そうとするエマとレイに、髪の長い女の子と屈強な青年は二人の後ろに立っていうのです。
「いや待って、ちょっと茶でも飲んでいこうぜ」
「俺達ちょっとキョーミがあんのよ。君らGF(グレイス=フィールド)のお坊ちゃん達に」
「?」
とソファの後ろから女の子にエマが覗き込まれたところで、次号へつづく!となります。
約束のネバーランド 第123話の感想と考察
うーん…最後に出てきた二人(髪の長い女の子と自衛隊にいそうな青年)がちょっとイヤな感じですねぇ。
普通は「お坊ちゃんたち」なんて言葉使わないですし、ちょっと小馬鹿にした感じというか。
エマはともかく、肩に手を置かれたレイは口をへの字に曲げて不愉快そうな表情でした。
また、レイはノーマンのことを昔から俺達の”特別”と言ってたのですが、今回出てきた二人+ヴィンセントにとっても別の意味で特別(ボスだから)だと思うんですよね。
そこがちょっと今後の波乱になるのかなと思いました。
しかし、留守にしているノーマン。
まさかもう会談に行ってしまったとか…
それと昔のノーマンでしたら、エマとレイの話を聞いてくれると思うのですが、ボスとして君臨している今はどうなのでしょう?
そうじゃなくてもノーマンの部下に邪魔されそうな気がしてきて、次号の展開が気になりますね!