2019年2月20日発売 週刊少年サンデー12号に掲載中の「初恋ゾンビ」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
タイトルは「ボクタチの失敗」
前回は、イヴが自分が生まれた経緯を話し、幼い頃を思い出すタロウでしたが…
さあ、今週はどうなるでしょうか!?
初恋ゾンビ 前回第161話のネタバレとあらすじ
初恋ゾンビ 前回第161話のネタバレとあらすじはコチラ!!
初恋ゾンビ 第162話のネタバレとあらすじ
実はずっと失恋ゾンビであったとわかったイヴ。
失恋ゾンビのイヴがずっと幼いタロウの側にいた影響で、タロウは全てを諦めて関心を抱かない性格に育っていったとのこと。
そんなタロウが初めて強く願ったのが、自分の死を予感したときの「ボクに初恋をさせてください…」だったのです。
そのイヴはかつて失恋ゾンビであった自分を包み隠してタロウの前に現れました。
タロウの望みを叶えるために恋をする”カタチ”だけのものだったはずですが、タロウはいつの間にかイヴに心を持ってほしいと思うようになります。
イヴはタロウの望み通り自我を持ち始めると、少しずつ自分のことがわかるようになってきました。
(ワタシには何か欠けてる…)
そして、今まで見えなかった自分に被せられた覆いに気づいたとイヴは言います。
イヴはその覆いを剥ぎたいと思うようになりました。
「困るよな。そんなの…」
タロウの隣にタロウの姿の失恋ゾンビが現れます。
「イヴは…オレの知っているイヴは…どこにいるんだよ…」
そう呟くタロウですが、その原因はタロウにありました。
芽衣の言葉…イヴと指宿くんが仕組んだという話から、タロウは指宿くんとイヴに不信感を抱きました。
タロウの望みとして生きるイヴにとってタロウに嫌われることは存在理由がなくなるのも同じ。
だから全てを知っている失恋ゾンビのイヴの方にバトンタッチしたのだというのです。
けれども、そんな自分ではタロウも不満だろうと失恋ゾンビの黒いイヴは言います。
「だからね、リセットして新しいイヴを作り直さない?」
なんだったら姿なんて毎日変わってあげるし、いつか人間の恋人がタロウに出来たらタロウが見えないようにと願ってくれたら自分は透明になって黙っているとさえ話す失恋ゾンビのイヴ。
(その顔で…そんなことを…言わないでくれ…)
微笑むイヴに対して、たまらないといった表情のタロウ。
そんなとき。
ゴン!と大きな音がして何かと思えば、芽衣がカバンをタロウの家に向かって投げつけた音でした。
芽衣はタロウの部屋まで来ると、今ここにイヴはいるか?とタロウに確認します。
いる、とタロウが答えると芽衣はタロウと二人で話がしたいので、姿の見えないイヴに部屋から出て行ってくれない?と言います。
イヴがいなくなったことを確認すると、タロウに話し始める芽衣。
イヴが消える方法は、初恋の相手である指宿くんとの恋が成就することなのでは?けれども、イヴが消えることをタロウも指宿くんも望んでいないと指摘します。
「…あんた、本当はとっくに気がついてたんじゃないの?」
「指宿くんが…凛々澄が女の子だって」
芽衣の言葉に、本当はずっと前からそうじゃないかと気づいていたと告白するタロウ。
けれども気づかないように、考えないようにしていたとタロウは言います。
そして芽衣はハッキリとタロウに向かって言うのです。
「あんたはイヴちゃんの”心”にちゃんと向き合った?勝手に同じだと思って無視してない?」
「彼女はいる!心がある!」
「彼女の生き様をちゃんと認めてやれ!」
芽衣の言葉を聞いてふわりとイヴは壁から現れました。
(ありがとう…江火野さん…)
イヴの姿も声も芽衣にはわかりませんが、イヴを包む液体のようなものが芽衣の胸にフワと触れてジワ…となにかを感じる芽衣は呟きます。
「…イヴちゃん…」
そして、涙を浮かべながらイヴはタロウに話しかけるのでした。
「ワタシと…”初恋”とちゃんと向き合って!」
とイヴとタロウが顔を近づけたところで、次回へつづく!となります。
初恋ゾンビ 第162話の感想と考察
芽衣ちゃんが男前でしたねー!
しかし、どうなっちゃうんでしょうか…
失恋ゾンビではないイヴと向き合って答えは出るのか、指宿くんとはどうなるのかと気になりますが予想もつきません。
次号の展開も激しく気になりますね!