2月20日発売 週刊少年マガジン12号に連載中の「七つの大罪」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
前回、魔神王の圧倒的な強さの前になすすべがなかった七つの大罪達一同…
そこに現れたバン。
バンはこの状況を好転させることができるでしょうか。
エリザベスを守り、乗っ取られたメリオダスの身体を取り戻せるでしょうか。
七つの大罪 前回第300話のネタバレとあらすじ
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七つの大罪 第301話のネタバレとあらすじ
傷ついたホークを右脇にかかえ現れたバンに、
「この魔神王を追い出すとな?」
「貴様一人でどうやって?」
と余裕の笑みを浮かべる魔神王。
そんな魔神王を横目に、来てくれたんだなと涙をこぼすホークを
「…無茶ばっかすんなよな♪」
と優しく微笑みながら、後方にいるディアンヌ達の方へ放り投げる。
「師匠のこと頼んだぜ♬」
魔神王とここまで戦ってきたキングは、不死身でも一人では無理だとバンに言う。
しかし、バンからの返答は驚くべきものであった。
エレインを蘇らせるために“生命の泉”を使い切った、もう不死身じゃないと。
バンがもう不死身じゃない!それならなぜここに!どうするつもりなんだ!?
驚きと焦りで茫然とするキング。
だが、そのバンの告白は一番近くにいたキングにしか聞こえていない…
「さ~~てとそんじゃあ追ん出すか」
準備体操をするかのようにバキバキと体を鳴らし、魔神王を挑発するバン。
「…これが神の力ぞ」
そう言うや否や、腕組みをしたままカッと目を見開く魔神王。
するとドッという音と共に、後方の七つの大罪達一同をも吹き飛ばすほどの風圧が。
間一髪でディアンヌが魔力を使い、バンを除く後方にいた一同を守る。
しかし、ディアンヌが魔力で創り出した卵型のシエルターの外は…
全てを破壊するような毒気を帯びたエネルギーの嵐が吹きすさぶ。
おそらくどんな生物も耐えられない凄まじさだ…
吹き飛ばされた衝撃から身を起こし我に返るエリザベス。
「ディアンヌ…!みんな…無事!?」
目の前にいるディアンヌに確認するが…
ディアンヌは不安気に、マエル達は無事みたいだがバンはまだ外にいることを告げる。
「バン…!」
一同で唯一バンがもはや不死身でないことを知るキングが動揺しながらつぶやく。
彼なら無事だと不安ながらも祈るような思いでいる一同…
その嵐の中、不適に笑みを浮かべながら対峙する2人の姿が!
「ほう…耐えるか」
と魔神王。
「煉獄と比べりゃ可愛いもんだ♬」
と返すバン。
轟音とともに一瞬姿が見えなくなるほどのスピードで魔神王に攻撃を仕掛けるバン。
その動きの速さに一瞬驚くも、手をかざしバンの攻撃を防ぐ魔神王。
(ドザアアアアアアアッ)
(バカッ)
岩が粉々に破壊されるような音とともに嵐が急にやむ。
視界が開けたその先に一同が見たものは、バンが魔神王と戦う姿だった。
たった1人で互角に渡りあうバンの姿に一同は驚き言葉を失う。
魔神王の頭を抱えボディーにダメージを与えるバン。
魔神王の反撃もヒュッとかわす。
しかし魔神王も反撃の手を緩めない。
さらに速い攻撃で徐々にバンにダメージを与えていく。
「貴様一人で我をどうにかできると本気で思ったか?」
と勝ち誇ったように笑みを浮かべる魔神王。
その時だ。
「ぐ…ごあ…」
魔神王が体制を崩す。
バンの攻撃が効いてきたのか!?
いや、それだけではない。バンは感じ取っていた。
2人の戦いを見守る七つの大罪達もそれに気づいた。
魔神王の中から確かにメリオダスが存在している気配を。
メリオダスの目に魔神王本来の姿が映る。
「戻ってきたか我が息子よ…」
「だが思い通りにはさせぬ…」
メリオダスの体内で魔神王とメリオダスの精神が戦い始めた。
魔神王は死と恐怖をもたらすことが使命だと言い攻撃する。
しかしメリオダスはその攻撃をかわし、
「それがお前の罪だぜ!!!」
と反撃を開始したところで、次号へ続く。
七つの大罪 第301話の感想と考察
バンはもう不死身ではないとの驚きの告白から始まった今回。
1人で魔神王に立ち向かうバンを信じながらも不安を隠せない七つの大罪達一同です。
ところが嵐が消え目にしたのはバンの互角に戦う姿。かっこいいですね。
バンは強くなって帰ってきたのでしょうか!?
確かに強くなっているように感じましたが、それだけではなかったのですね。
互角に渡り合っていたのは、バンが1人で戦っていたのではなく、メリオダスの精神が復帰し、身体の内と外で戦っていたからでした。
これから体内と外で戦い、どのように身体を取り戻すのでしょうか。
見守る七つの大罪達は何ができるのでしょうか。
バンがもう不死身ではなくなったのは不安ですが、次回の展開を期待したいですね。