2月20日発売 週刊少年マガジン12号に連載中の「EDENS ZERO(エデンズゼロ)」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
前回、シキ達は3人目の四煌星ハーミットの心を救出しに向かいました。
場所は仮想空間の惑星デジタリス。
仮想空間のため、思い思いのアバターを選びを楽しむ一同。
でもそこは最近シキ達のような外の世界から来ているプレイヤーが増えているといいます。
そしてNPCを殺してもBANされない選ばれしプレーヤーの存在も…
さて、どんな冒険が始まるのでしょうか。
エデンズゼロ 第32話のネタバレとあらすじ
宇宙船で心を失ったまま横たわるハーミットを見つめるウィッチ。
心を閉ざさなければいけないほどの何があったのか…
でもシキ達が守ってくれると自分にも言い聞かせるように優しく話しかける。
その時、回線を見ていたシスターが、妙なデータが混じっていることに気づく。
「何が目的か知らねえがこのままじゃマズイぜ」
「デジタリスにいるみんなにも影響が出るかもしれねえ」
そうシスターは深刻な顔でウィッチに話す。
場面はかわって、ここはデジタリス。
シキ達一同は、北の町にハーミットがいるらしいという情報を手に入れ、意気揚々と向かう。
ファンタジーのような景色の中、匂いや味も感じるリアルさに感心しながら歩いていく。
「後はこれで行く手を阻むモンスターとか出てきたらさあ…」と楽しそうに話すシキ。
ドンッ!なんと、聞いてたかのように巨大モンスター登場。
「キター!!!」
目を輝かし、ぶっ飛ばしたくてうずうずするシキ。
今にもこぶしを突き出そうとした時、
「ちょっ…ちょっと待ってくだされー 旅の方ーっ!!!! 」
強そうだったモンスターがなんとも情けない表情で懇願する。
「しゃべったー!!!」
とあんぐり口を開け固まるワイズとレベッカ。
「拙者…悪いモンスターじゃないでござるよ」
と謎のござる語尾で話すモンスター。
あれ?自分は悪者ではないが、イベントボスだから悪い奴なのか?と少し考え込んだり。
シキ達も怖がることなく、モンスターを目の前にして頭上に大きな(?)を出している。
モンスターは、北にあるクリスタという町の秘宝が盗まれたというクエストの話を始めた。
冒険者たちが盗まれた秘宝を取り返すために、自分の住む洞窟にやってくる。
しかし実は自分はその秘宝を使って町の人々を守ろうとしていたという感動のオチなのだ。
という内容だ。
が、そう自分で話しておいてネタバレしてしまったことにひどく動揺したり
「ぜんぜん興味ねえからいいよ」
とワイズに軽くあしらわれてすねたり、といそがしく表情が変わる。
そこに本題、ピーノが素朴な質問をなげかける。
「そのイベントのボスさんがなんでこんな所に?」
「!!」
「そう!!北の町…クリスタが大変な事になってるでござる!!!」
とひきつった表情でイベントボスのモンスターが話を続ける。
プレイヤーもNPCも見境なく殺していく、殺人鬼“ジャミロフ”がクリスタに現れた。
ジャミロフはおそらくプレイヤーだが、NPCを攻撃してもBANされない。
だから美しかったクリスタの町はみんな殺されて、イベントもフラグもぼろぼろだと。
話を聞いてシキたちは、イベントボスのモンスターがなぜここにいるのかを理解した。
シキはモンスターにハーミットのことを知っているかとたずねた。
ハーミットはいつもボーっとして目立っていたようで、モンスターは知っていた。
シキたちはハーミットの目撃情報を得て、急いで向かうことに。
そして水晶の町クリスタに着く。
建物は壊れ、人の姿は見当たらず、ひどい有り様だ。
そこにふらっと目の前に人影が…
プロムラミングがあきらかに故障したNPCの姿だった。
「よう…こそ…」とセリフをしゃべり終わる前に
(ザ ン)
カマのようなものでその身体は突き刺され、地面に崩れ落ちた。
背筋が凍るような惨上をシキたちは目の当たりにする。
そこに建物の中から、カマを担いだ背の高いひょろっとした男が
「だァ~メだァNPCはよォ」
「最後には所詮プログラムだって分かっちまう」
と言いながら現れた。
「やっぱ狩るならプレイヤーっしょビャハハッ」
とさか頭に長い舌をベロンと出し、カマを担ぐその姿は異様である。
こいつが噂の殺人鬼…その異様な姿に身震いするレベッカ。
殺人鬼はべらべらとしゃべり続ける。
そして
「あれ見て♡」
「あそこだよホラ」
とシキたちに見るよう促す。
…そこには塔の先端にくし刺しにされたプレイヤーたちの姿が…
まだ生きていることに気づいたシキが助けようと塔に飛び乗るが、
息絶えるプレイヤーたち…
「オレの力でログアアウトさせねーのビャハハッ」
「ログアウトさせたら最後の瞬間がみれねえっしょ!!それはだーメだ」
と長い舌をビロンとさせながら言う殺人鬼。狂っている。
そしてシキたちに自己紹介を始める。
名はジャミロフで、ドラッケンジョーの仲間だと自慢する。
ドラッケンジョーとは宇宙最強の武人の1人だ。
それを聞いてシキは、
「誰の仲間だろーが関係ねえ」
「こんなことア許されねえぞ」
と怒りをあらわにする。
場面は変わり、クリスタの町はずれの丘の上。
ハーミットが1人座り、
「機械に“心”があったとしても 人間には“心”なんてないじゃない」
とつぶやく。
ここで次回へつづく。
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エデンズゼロ 第32話の感想と考察
前回のギャグ満載の楽しい雰囲気から、今回は大きく変わりましたね。
もちろん最初のモンスターとのやり取りは楽しかったですが。
後半は残忍な殺人鬼が現れ、ハーミットの謎のつぶやきで終わりました。
ハーミットに何があったのでしょうか。
機械に心があっても人間に心なんてない…本来とは反対の言葉…
そこにどんな真実があるのか。
ハーミットの心を閉ざした理由が気になります。
次回が待ち遠しいですね。