2月20日発売 ビッグコミックオリジナル5号に連載中の「フルーツ宅配便」
最新話のあらすじと感想をネタバレありで紹介します!
「フルーツ宅配便」のTVドラマがテレビ東京系にて毎週金曜、好評放送中です!
フルーツ宅配便 前回第74話のネタバレとあらすじ
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フルーツ宅配便 第75話ネタバレとあらすじ
中小建材メーカーで、社内会議中の様子。
一番の上座にいるのは女性で、この会社の社長です。
脇に控えた男は専務ですが、おずおずと発言するものの、社長は専務の人格ごとダメ出しをして、手厳しく押さえつけます。
その夜、男は行きつけのスナックに立ち寄りました。
一番高いボトルを入れるものの、別にいいことがあったわけではなく、むしろその逆で仕事のストレスのせいです。
たまたま同じカウンターでは、他の客がデリヘルは良い!と話しているのが耳に入ります。
そこで、男はフルーツ宅配便に注文を入れ、ココヤシが送られることになりました。
サービス後、ココヤシと話す男。
昼間会議を仕切っていた女は男の妻で、社長なのでした。
逆玉の輿を羨ましがるココヤシに、男は妻への愚痴をこぼします。
結婚前は控えめだと思っていたのに、今はずっと妻が自分の先を歩いている感じ…。
妻の会社のおかげで、ロクに仕事もせず、普通以上の生活をしているのだけど。
ココヤシもいい生活だと話を合わせてくれるのですが、やはり男にはそう割り切れない思いもありました。
後日、会社で社長に仕事の提案をしようとする男でしたが、話を聞く前に敬語を使っていないといわれて先制をくらってしまいます。
さらに、急なアポが入ったといって話は後回しにされたどころか、どうせヒマだろうと掃除を言いつけられてしまいました。
そんな日々、またココヤシを指名した男。
明るいココヤシといると、嫌なことを忘れられるのです。
そんなに奥さんが嫌なら別れれば、とココヤシ。
でもそうすると会社をやめなければならないので、いっそ奥さんが事故とかでいなくなればいい、事故を起こしちゃえば?とまで言います。
その発想はなかった男、軽く驚きます。
その夜遅くに帰宅すると、起きて待っていた妻に、仕事もせず毎晩飲み歩いてと責められ、理不尽にも平社員に降格させられてしまいました。
後日、その話に同情するココヤシ。
もう奥さんを消して…つまり殺して自分が社長に収まればいい。
ゴルフに行って事故に見せかければバレもしないと、サラッと勧めます。
さすがにうなずきはしませんでしたが、一生そのままでいいのかと言われ、考え込む男。
後日、妻を二人だけのゴルフに誘いましたが、そこでも妻は横柄でした。
そして、OBになったボールを探しに2人で林に入ります。
そこへ、ココヤシの言葉が男の脳裏をよぎり…ついに、男はゴルフクラブを妻に振り上げます。
驚き怯える妻に、クラブを振り下ろしました!
が、当然そんな危ない事ができるはずはなく、ゴルフクラブは妻の足元の地面にめり込みました。
しかし男は、震える妻にようやく別れを切り出しました。
その後、ごみ収集の仕事に就き、汗を流す男。
同僚にいつも楽しそうだと言われ、笑顔を見せるのでした。
フルーツ宅配便 第75話の感想と考察
「マスオ」さんというと、男性にとっては羨ましいのかそうでないのか?
昔世代の人からは、ちょっと情けないように思われても、今の若い世代には「悪くない」感じで取られているのでしょうか。
しかし、この社長は流石にやりすぎでしたね!!
よく今まで夫もキレなかったものだと思います。
奥さんが社長で旦那さんが専務で、という会社も、珍しくてもあるにはあると思うのですが、うまくやっている会社の社長さんなら、部下である旦那さんをもっと大事にしているのではないか、そういうの業績の良し悪しに関係するんじゃないのかなぁ…と思うのですが、実際どうなんでしょうね。
昔は、この男女逆バージョンが割と普通のパターンだったと思いますが、そういう夫婦の何割かがやっぱり「熟年離婚」されたりしていますしね。
それはそうと、あっけらかんとしていたココヤシの、冗談半分にしか思えないような話をついつい本気にしてしまった男。
それほど思いつめていたからかもしれませんが、ストレスがたまっている時は、そういう話も落ち着いて聞かないとあわや大惨事…かもしれませんね。
一言「別れよう」ってさっさと言えて良かったわけですし。
ストレスは小出しが大事ですね。