2月22日に発売 ジャンプGIGAの2019WINTERvol.3に掲載の「銀魂」最新話
高杉を護り、下に落ちていく銀時。
神楽の手からこぼれ落ちてしまった定春。
駆け付けた仲間たちが敵を足止めする中、激しさを増していく戦い。
そして、本当に銀魂は今回最終回なのか?
続きは、ネタバレです。ご注意ください。
銀魂 前回第700訓のネタバレとあらすじ
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銀魂 第701訓:帰巣 ネタバレとあらすじ
手からこぼれ落ちた定春を追いかけるように飛び出し、落ちていく神楽。
新八もその後に続きます。
万事屋3人が落ちていく中、玉にひびが入り、ひびはどんどん増えていきます。
そして、玉は強い光を放ち、ついに定春が復活するのでした。
定春は銀時の頭に噛みつきます。
一方、高杉は傍にあった銀時の木刀を掴みます。
無事に着地した定春、神楽、新八。
銀時はだいぶ定春に飲み込まれています。
見守っているとおじさん2人がお尻から出てきます。
銀時は、定春に吐き出されました。
高杉は、立ち上がりどこかへ歩いていきます。
歩いた後には、血の跡が。まだ、治りきっていないのでしょうか。
「ここにいるって事はまたそのハンパもんに逆戻りってワケか」
「…いえここに僕らのやりたい事があるからです」
「…銀ちゃん。私達は何もやる事がなくて何でも屋をやってたんじゃない。
何だってよかった。銀ちゃんとみんなと万事屋にいられるなら」
「だから僕達(私達)万事屋なんだって」
そんな神楽と新八の思いに
「俺のいねェ間に勝手にデカくなりやがって。…腰が痛ェ。手ェ貸してくれっか」
と銀時は手を伸ばします。
2人の力を借り、立ち上がった銀時は、何と背が縮んでいました。
どうやら、先に出てきたおじさん2人が、それぞれ銀さんセピアと銀さんシビア。
3人合わせて銀三らしいです。
セピアとシビアが戻るのを渋る中、敵が迫ってきました。
もう一度定春の中で再合成させるために、新八が持ってきた着物を投げると、お馴染みの万事屋衣装の銀時が出てきました。
その一方で、桂や真選組も、総理大臣などではなく、再び以前のように戻ったことを再確認するのでした。
万事屋の3人と1匹は、高杉のもとへ急ぎます。
その時、横から車が突っ込んできました。
中には、ハタ皇子を乗せた英雄マダオが。
マダオも、英雄は肩書きだけだと気づき、英雄を返上することを決めたのでした。
万事屋を乗せ、飛び出した車を見つめる仲間たち。
バカバカしく懐かしい眺め、それは新時代の景色よりも見たいものかもしれない、と思うのでした。
銀時の木刀を支えに歩く高杉。
万事屋の騒ぎは聞こえたのでしょうか。笑みを浮かべます。
と、お妙に見つかり「あなた…」と言われると、銀時の木刀を投げます。
その木刀は、壁に突き刺さりました。
そして、お妙が気付いた時には、もう高杉の姿は消えていました。
アルタナを吸い上げ続けるターミナルは、ついに負荷が限界に。
このままではターミナルごと江戸は吹き飛んでしまいます。
虚が復活するために、力の一部となろうとする敵。
桂が持つ虚の心臓を狙う敵。
虚の心臓を狙った敵が投げた刀は、虚の心臓に突き刺さります。
そのまま、ターミナルへ刺さり、心臓は消滅してしまいました。
その一方で、虚の復活のために力になろうとした敵は、復活した虚に殺されてしまいます。
虚の望みは、自身を消し去ることです。
歩き出した虚のもとについにたどり着いた高杉。
先生を救うために必死にたどり着いたのに、虚の望みに納得がいかない様子。
先生と呼び、俺達と一緒に松下村塾に帰ろうぜと告げるのでした。
銀魂 第701訓:帰巣 感想と考察
定春が無事に復活してくれてよかったです。
たぶん3人が再び万事屋として戻ってくれるのを、ずっと待っていたのでしょうか。
やっぱり定春に噛まれちゃう銀さんや、ギャグを挟んでくるあたりが、ようやく万事屋が帰ってきたんだなと懐かしく感じました。
ほとんどのキャラが、再びもとに戻ったことを、仲間と喜んだり懐かしんだりする中、高杉だけがずっと1人なのが切ないです。
高杉が、銀時を万事屋に、かぶき町の仲間たちのもとに返そうと思っているのは、ずっと変わっていないのでしょうか。
きっと、銀時はそこに高杉も叶うことなら加えたいと願っていそうで。
だから、万事屋の仲間とともに高杉のもとに急いでいるのに、その高杉は諦めていそうなのが悲しいなと感じます。
高杉は、ずっと先生と呼んでいますが、きっと虚の部分がほとんどだと思います。
ただ話をするだけでは済まなそうな雰囲気な気がします。
ですので、銀時たちには何かが起きる前に間に合ってほしいです。
そして、銀魂はやはり今回では完結しませんでした。
ずっと終わらないでほしいと願いつつ、最後まで見届けたいと思います。